父の不思議なこと | *cherry*の日記  ~虹の架け橋~

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社会人4年生の長女「くーちゃん」のこと、高校3年生の次女「キキ」のこと、たまに乳がんのこと、 

日々感じること・・・   

思いつくままに書いていきます。

父が亡くなってもうすぐ3週間。

最期の時がいつ来るのかを分かっていたかのような父でした。

 

 

実は、年明け早々から教育資金贈与の手続きを始めていました。

私の方は主人の実家からしてもらっているので、姉のところへの贈与です。

もちろん、父は年明けから入院していたので銀行には行けず、私と姉が信託銀行へ出向いて手続きをしました。そして、父が記入しないといけない書類は父に書いてもらって郵送しました。

 

ところが2月15日に信託銀行から父の携帯に電話が入りました。

書類に記入漏れがあったため、そこを記入してほしいとの内容でした。

信託銀行側のチェック漏れでこのような事態になってしまったので、信託銀行の担当者が病院まで来てくれることになりました。

そして、最初の電話でアポをとったのが20日。

その内容を受益者の親権者となる姉のところにも、担当者が報告の電話をしてきたました。

ところが、その後しばらくしてまた担当者が姉に電話。

担当者が今から病院へ行くという内容でした。

もう18時を過ぎていました。

 

この時点で、急に病院に来ることになったのは、誰の判断だったのかは知りませんでした。この数日前から父はかなりしんどそうだったので、担当者と話ができるのかも不安だったため、私もすぐに家を出て病院へ向かいました。

 

私が病院へ着いて二言三言父と会話をしたころに、信託銀行の方が来られました。

 

父も、信託銀行の人が来ることはわかっていたようで、事の経緯がわからない私は一体どういうことなのかと思っていました。

 

けれども、父が担当者へ言った言葉で、父が呼びつけたんだと悟りました。

 

「20日に来るなんて言ってたら、ぼくはもうこの世にいないかもしれないよ」

と言ったのです。

 

まさかそれが現実になるとは・・・

 

父も、寝たままでしたが、書類に加筆し、無事手続きは完了しました。

 

 

そして翌日、子どもたちと一緒に病院へ行ったときも不思議なことがありました。

 

父のベッド際に行き、「みんな来たよ~」と言うと、父は、

「ぼくの始末はあしたって決まったから」

というのです。

最初、どういう意味か理解できず、「え?どういうこと??」

と聞き返すと、

「ぼくは明日で終わるから」

と。

その時は、何言ってんのよ~と軽く流しました。

その晩、食事も少しは摂れたし前日と比べて特段悪くなっている様子もなかったのに、これも現実となってしまいました。

 

そして亡くなる日。

私は、キキが以前からお友達と約束していたキッザニアに行くのについて行っていたため、夜遅くに病院へ行く予定にしていました。

姉は朝から来てくれていて、父が一番仲良くしていた長野に住んでいる父の姉も昼過ぎに駆けつけてくれました。

それを待っていたかのように、そのあとから急に呼吸が苦しくなりはじめました。

ただ、その時点ではすぐにどうなるという様子でもなかったそうで、看護師さんに帰る時(亡くなった時)に着る服なんかをお家から持ってきてあげてもらっていいですよと言われ、姉は一旦実家へ向かいました。

そのタクシーの中で、病院から電話があり父の急変が伝えられたそうです。結局家には帰らずそのまま折り返し病院へ向かいましたが、姉が病院へ着いたときにはすでに息を引き取っていたそうです。

 

まるで、会いたい人にはみんな会えたからもういいやって思って亡くなったかのようでした。

 

 

そして、その後も不思議なことは続きます。

 

亡くなった翌日、実家で従兄としゃべっているときにカタカタカタカタを小刻みに家が揺れました。地震の揺れでもないし、表通りをトラックが通った時のような振動でもない。

その時は従兄と二人で、「ん?何の揺れ?」とさほど気にしていなかったのですが、後で考えるともしかして父が何かを言いたかったのかなとか思ってしまいました。

来てくれていた従兄は父が一番気にかけて可愛がっていた従兄だったので・・・

 

そして数日後、父のフェイスブックのメッセンジャーが4時間前にオンラインと表示されていました。

父は、PCとタブレットでフェイスブックをしていたので、もしかして姉がタブレットを自宅に持ち帰って開いたのかなと思い、姉に聞いてみましたが実家に置いたままとのこと。

その後、実家に行って確認しましたが、タブレットは電源は入ったままでしたがアプリは全て閉じられていました。

PCは電源が落とされていましたし。

誰かが不法アクセスしたのでなければ、一体どういうことなんだろうと未だに不思議です。

その後、オンラインになることはありませんでした。

 

ふと、メッセージでも入れてくれたらいいのにと思いまいしたが、メッセージが入ったら入ったでホラーですよねw