今回作成に少々時間がかかっていたのは、先日自作したこれとかこれを実践で使ってみたかったのでいろいろ机上で試行錯誤していたためです。
簡単な作業だと思っていたのだが、画像処理を加えた画像と元画像を違和感なくマージするというのは想像するより困難が伴い、プログラムのパラメータやアルゴリズムを微調整しながら実験しては破棄の繰り返し。
出来の方はまだまだ納得がいかないのが実情ですが、キリがなさそうなのでとりあえず公開することにしました。
残りは今後時間をかけて追求すればいいかと。
しかしながら、やはり星景にディフュージョンフィルター効果やフォローフォーカス効果を加えると画面が華やかになるような気がします。

音楽についてですが、上述の通り映像だけで息切れしてしまったので、即興で適当につけてしまいました。
とはいうものの、なるべく撮影時に実物の風景を見ながら頭に浮かんだ曲想を大事にしたいと考えています。
この時、脳裏にずっと鳴っていたのはなにやらグレゴリアン・チャントのような単一のモードと狭い音域だけで成り立つ小節線の概念が希薄で静的な音楽でした。

なるべくそのイメージを壊さないように和声付け、あえて使う鍵盤の幅とキーを限定して極力スタティックな音楽にしてみました。

今年のモンスター達は殊の外スリムだったので、想定するような迫力のある映像にはならなかったのが心残りですが。
