裏磐梯 / Colors of Joy | Nature | Photography | Music | Art

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ここ数年間、裏磐梯で撮影してきた映像をまとめました。



東北に行く機会があるたびに立ち寄るものの、悪天に見舞われることも多く、使える絵がなかなか増えず(特に冬季)作品に仕上げられずにいたのですが、先日の撮影でなんとかフッテージの数も揃ったので、この機会に一旦発表することにしました。

裏磐梯は本当に色に満ち溢れていて、訪れる度に違った色を実感します。夕焼けの色、朝焼けの色、紅葉の色、雪の白、湖の蒼などなど、同じ色だったことが一度もない。





そのあたりが表題の由来となっていて、作品もそれを意識して編集してあります。

ただ一点、裏磐梯は本当にお気に入りの場所のひとつなのだが、同時にすこぶる楽に実力以上の絵が撮れてしまうのであまり達成感が感じられないことも度々、またカメラマンの人口密度が多すぎることも原因で少々距離を置いてしまっているというのも正直なところ。

もちろん今後もこの微妙な距離のまま裏磐梯の撮影は続けるつもりですが。



映像につけた音楽についてです。

実は全編いわゆる「コルトレーン・チェンジ」に準拠、Aメロ部分はB-Eb-Gの3つの調性を行き来しています。

それだけだと面白くないので、Bメロ部分には#IV離れたF-A-Dbの3つの調性に移調。
全体的にII-Vを入れてしまうとジャズ臭くなってしまうのでそれを省略してII on Vに統一。

以上のような決まりごとだけ作ってピアノで即興してみました。時折脱線しています。
コルトレーンのゴリゴリ感を出さないようになるべくユルく自由に(というより本来の早さだと弾けないので…)というのを心がけてみた。

調性から浮遊するような感じにするつもりが、II-Vを省略してしまうとほとんど転調感がなくなってしまって、いささかユルくなりすぎてしまいました…