そもそも本栖湖に興味を持ったのはかなり昔、深夜のケーブルテレビで放映していた「ゲノムの予言」というマイナーすぎる番組でした。
怪しさ300%の眉唾な内容ながら、日本各地の歴史に葬り去られた曰くありげなスポットを紹介していく番組でメチャクチャ面白かったのです。
その中で、かつて富士山麓に実在して富士山噴火の際に溶岩に呑み込まれたと言われる富士王朝を紹介する回がありました。
そこでは、本栖湖の湖底の映像がとりあげられ、富士山の湧水が湧き出ているやら土器が沈んでいるのが紹介されていて、それまで潜ると言えば海一辺倒だった自分にとっては目から鱗状態。
これをきっかけに度々本栖湖に行ってはいろいろな場所で素潜りをしながら映像を撮っていました。まあ、まだ遺跡らしいものには出会ってませんが…

本栖湖の湖底はそんな逸話を彷彿とさせるように異型の溶岩と沈木で一種独特の風景が広がっています。

実はかなり前に映像は完成していたのですが、音楽がなかなかつけられなくてずっとお蔵入りしていたのです。 それについては後日改めて。
