今回NZ旅行の前にいくつかのガジェットを新規購入して持参&使用してみたので、そのあたりのレビューを。
まず、電源…というかバッテリー。
今回はレンタカーの旅ゆえ、少なくとも12Vは確保できるためさほどクリティカルな問題ではありませんでしたが、例えば山岳縦走とか電源が確保できないケースは往々にしてあります。 カメラバッテリー補充やドリー電源を考えると極力大容量なモバイルバッテリーが欲しくなります。
充電式バッテリー(二次電池)はリチウムイオンの商用化以降の数十年間はほとんど革新的な進歩がないまま現在に至っているのが実情で、要は大容量のバッテリーが必要なら容量に比例した重量になってしまうわけで、「軽くて大容量」なバッテリーは存在しないわけです。
ということで、可搬でなるべく大容量なものを探した結果、どうやらこれがその筋のスタンダードらしいです。

価格はそこそこ張るし、そこそこ重いのですが、評判がよいようなので購入して使用してみました。USB-5Vと12Vが同時に取れ、負荷の少ないときでもSafety Power OFFになることもないので、安心して使用できています。
新品開封後、試しにフル充電でドリー用のコントローラ+ステッピングモーターを連続運転したところ、丸々3日動作し続けました。今後の劣化を計算に入れても十分な容量です。NZでも一度も充電せずに済みました。
これは今後のことですが、例えばこのようなバッテリーでも足りない長期トレッキングに行くとしたらどうするのか…というのが目下の課題です。
例えば、以前にトレッキングで訪れたネパールとか。ちょっとしたところへ行って帰ろうと思うと普通に一週間以上の行程になってしまう上に、途中に電気の通っている村はほとんどない。
そんな場合、プロの方たちはどうやらこんな秘密兵器を使っているらしく。

とても欲しい一品ですが、ここまで行くと飛行機の重量制限の問題やら、現地でポーター雇ったり大変なことになりそうです。
一方ストレージに関しても、撮影データは日毎にン十GB単位で増えていくわけで、高価な高速CFを多量に持っていくのは現実的ではありません。
今回、新規調達したのがネットでも評判のよかったこんなHDD。

1TB貯めこめて、電源不要、USB3.0なので高速転送可…というなかなかのスグレモノです。
軽いしサクサク動作するので、食事や(数少ない)就寝時の撮影しない時間を利用してCFのデータを逐次転送することで少ないCF枚数で快適にローテーションすることができました。
ちなみにデータ転送や確認に使用する旅行用のPCですが、諸々の理由でWindowsである必要がある上に、普段はPC、移動時はタブレットとして使用したい…というわがままなニーズゆえ、現在はASUSのこんな安価なPC兼タブレットを愛用しています。

Win8.1搭載で、軽量でタブレットにもPCにもなり、バッテリーもwifiなどを切って節電すれば5~7時間ほどは連続使用できます。