終焉と再生の場所へ以前から非常に撮ってみたかった被写体を求めて、東北地方の某河川へ行ってきました。何が見られるかというとこれです。4年ほど前にここで生まれた鮭が、ベーリング海やアラスカ海を回遊した後、再び終焉と再生の為に戻ってくる。よく知られた習性ですが、実際傷だらけで遡上する鮭を生で見ると胸を打たれるものがあります。周囲には力尽きた個体が。夫婦だろうか。痛々しいですが、これが自然なのかと。卵を踏まないよう注意しながら。なにげに撮りながらいろいろ感傷に浸ってしまいます。撮り方もだいぶ分かってきたので、来年は別の河川も狙ってみようかと考えてます。