支笏湖にて新兵器実験 | Nature | Photography | Music | Art

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トムラウシの帰りに少々時間があったので、千歳空港からそんなに遠くない支笏湖に立ち寄ってみました。

潜る時間はさすがになかったので、グラスボートで水中を探索。ただ、日本一の透明度を誇るこの湖も台風の通過で少々濁ってました。曇天だったし…

Todos os Tons

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それはさておき、今回KickStarterで見つけたちょっとした新兵器を新調したので支笏湖で試写してみました。

http://www.outex.com/

Outex、簡易的な軟質の一眼防水カバーです。

本格的なダイビングには使えないが、ちょっとした水中や水際の撮影を手軽に行え、なにより軽量で折りたためるので持ち運びがすこぶる楽というメリットがあります。(公式サイトには-10mまで潜ったと書いてますが、過信は禁物かと)

部品は全部揃ってもこれだけしかありません。これだけで一眼を防水にできるというのはネイチャー派にとってはかなりのメリットです。大きさ比較のため77mmレンズキャップを置いてます。

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組み立てた図や使い勝手はGIGAZINEにも詳細なレポートがあり、細かい説明はそちらに譲ります。

http://gigazine.net/news/20130823-outex-camera-case/

普段のダイビング時は、本格的な硬質の一眼用ハウジングを使用しているのですが、なにぶん巨大で重く、扱いもデリケートなので持ち運びできるフィールドが限られてきます。 また、今回のような登山がメインの荷物が多い旅行の時には飛行機では確実に重量オーバーになってしまいます。

Outexは軽いので、上手く収納すれば登山にももって行くことができそうです。渓谷の上流とか山頂近くの湖とか沢登りとか、今まで考えられなかったような撮影ができるフィールドが一気に増えそうです。

前面のレンズは径が選択できるので所有のレンズが全て収まるように大きい82mmにしました。小さい径のレンズはステップアップを噛ませて装着してます。ただ、前面にフィルタネジがついてないレンズは使用できません。
かなり長いレンズも収納できるので、(意味があるかどうかは別として)水中で望遠レンズとかいうことも可能です。

軟質カバーで大雑把なので、少々カメラの種類が変わっても問題ないし、慣れれば基本的に全てのボタンやダイヤルを操作できるのも長所です。(ただ、LCD周りのボタンだけはビューファインダーを左右にずらしながら操作する必要があります)

セッティング時は、アクセサリシューやストラップ装着部など尖った部分でカバーを破らないように慎重になる必要があります。
公式サイトの動画や、GIGAZINEにはレンズ側から収納するように説明がありますが、どうやっても後ろのスクリーン側から入れたほうが簡単なんですが、何か理由があるんでしょうかね?

以下、支笏湖の湖畔でこれを使って撮影したものです。あまり見ないようなアングルで撮れているのではないでしょうか。水中はあまり面白い絵が撮れなかったので割愛します。
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