どうやら最近メディアで温泉が無料の居心地のよい島として頻繁に紹介されているらしく、夏休み前だというのに今回も700人ほどが入島したということ。 騒がしい連中も多くて、いつもの静かでのんびりした島の面影はどこへやら、、今後は海水浴シーズンは避けたほうがよさそうです。
さて、肝心の海ですが、今年は稀に見る黒潮の外れ年で、周囲が冷水塊のど真ん中なのに増して台風通過のうねりという二重苦に苛まれました。
いつも行く神引湾ですが、潮色も暗くどんより、うねりも高くあまり気持ちが良くありません。

とは言うものの、相変わらず綺麗な珊瑚には慰められます。


海は早々に諦めたので、長い式根島歴で初めて山の探索に行って見ました。
唐人津城。式根島の西側は山がちで人が住んでおらず、秘境感たっぷりです。山道を歩くこと30分ほど、木の生えていない砂漠のような大地が広がります。神津島の天上山の山頂と似ています。

今度は星を撮りに来たいところです。
唐人津城から更に奥に行くと式根島最高所があります。狭い断崖絶壁で風が強いと危険かも。絶景です。

海が不完全燃焼な分、夜は余力があります。月のない夜なので、星の撮影に。
式根島のシンボル、泊港。背後のトイレの明かりが邪魔ですが。

島一番のビューポイント神引展望台にて。離島の天の川は素晴らしい。


8月は黒潮が寄ってきてくれることを祈って。