ということはテント泊をしてまで頂上で夜を明かす人は少ないわけで、落ち着いて山岳風景を撮影できるだろう…更に、気軽に北アルプスへ行ける時期もそろそろ終わる頃。
雪に閉ざされる前に、今一度北アルプスを撮影しておきたかったので、カメラとテントを担いで唐松岳に登ってきました。
八方アルペンラインにてゴンドラを乗り換えつつ八方池山荘へ。 紅葉はかなり下まで降りてきており、ゴンドラからはこのような眺め。

軽装の観光客をやり過ごしながら八方池へ。このあたりは既に紅葉は終わってます。おなじみの反射の図。

八方池から上は人の数はグンと減ります。紅葉の残る樹林帯を経て頂上山荘に向かいます。


登山道からの後立山連峰。理想的なドラマチックな雲が現れてくれました。


雷鳥もだんだん冬色に。

小屋閉め作業中の唐松岳頂上山荘へ到着。あいにく、霧が発生。

片づけ中の山小屋の人曰く、運搬ヘリが往来して飛ばされる危険があるので、通常の山の斜面に広がるテント場ではなく、ラッキーにも小屋の端の平坦地にテントを張らせてもらえました。
これもオフシーズンならではの贅沢。

この日のテント客は他になく、なんと唐松岳を朝まで独占できるということになりました。
サンセットまでには晴れてくれるよう祈りながら、夕暮れ~夜~日の出までのゴールデンタイムを待ちます。

続く