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リニアスティカリゼーション(第1回)

君は、リニアモーターカーというものを知っているか?

たいていの人ならみんな知ってる。リニアモーターカーはとにかく「電気の力で浮かび上がって、とても速く走る新幹線」のことだ。
間違いじゃない。多分電子レンジであたためが出来る仕組みを知らない人が多いくらいなので、多くの人はこれ以上のことを知らないかもしれない。

前置きはここまでにして、早速本題に入ろう。話の縦糸ができて筆者としてはとてもうれしい。

リニアモーターカーの種別
The sort of Linear systems

その動作原理から大きく分けて、3種類。
・JRマグレブ方式
・HSST方式
・トランスラピッド方式

このうち常電動磁気浮上システムである後者二つは時速450キロメートルほど。1㎝ほどしか浮かび上がることができない。
JRマグレブ方式は理論上はどれだけでも加速できる(空気がなかったり中に人を乗せなかったりすれば)。

現在リニア技術を開発しているのは日本とドイツだけであり、このうち前者二つは日本製、後者はドイツ製で、ドイツのトランスラピッドシステムは世界初の実用リニアモーターカーとして上海で運用されている。

JRマグレブ方式 - フェイズ01
SUPERCONDUCTING MAGNETICALLY LEVITATED VEHICLE - PHASE 01

磁性体を極低温にまで冷やすと、そこでぱたりと電気抵抗がなくなります。少なくなるのではなくて、なくなります。ゼロです。
「本当はゼロじゃなくて1億分の1とか、測れないだけじゃないの?」といいたくなるかもしれませんが、本当です。ゼロです。ゼロ戦です。
…。
実験も行われましたが、現在の測定限界では抵抗は確認できず、それを考慮して数百億年程度、電気を流し続けられるであろうといわれています。
超伝導については「量子力学」を理解しないといけません。興味のある方は
BCS理論」、「クーパー対」あたりを理解してください。説明できないです。簡単に言うと…
極低温で電子はクーパー対を作る>それだとFermi海においてはふつうに金属柱の自由電子でいるよりはBCS基底状態にいた方が安定する>これって散乱されて電子のスピードが落ちるよりはそのままでいた方が安定するんだよね>スピード減少=抵抗ゼロ(間違ってるかも)あとで補足説明リンクはっときます。

で、(本筋に戻って)コイルを作って、この超伝導状態にしてみまして、電気をびりっと。すると電気はぐるぐるぐるぐるいつまでも回ります。実際にリニアモーターカーでは数百アンペアもの巨大な電流を流します。すると巨大な磁場が発生します。磁石の力です。放っておいても(超伝導状態さえ保てば)いつまでも電流がぐるぐる磁場はそのままです。

さて、これを車両に取り付けて、レールを考えてみます。浮上の仕組みです。
レールには8の字に巻いたコイルを使います。
ここを超電導磁石がついたリニアモーターカーが通ると…”誘導電流”が発生します。
そう、レールのコイルに電気が流れて、その電気が磁場を作り出します。
これに電気を流すと、上がN、下がS極になります…わかります?
で、列車のここに当たる側面がS極なら…
・レールの下側S極で反発
・レールの上側N極に引っ張られる。

->浮かび上がる!
図がいりますね。やっぱり。
後は、推進(加速)のために推進コイルを取り付けます。えっと、具体的には浮上用コイルの車両と反対側に隠すように取り付けます。
これに変電所からの交流電流を流します。交流電流サイン波、つまりプラスマイナスの間を行ったり来たりする電流ですから、推進用コイルにはNとSが交互に発生します。すると、浮上用コイルで浮き上がった車両は推進用コイルからの交流磁場で前へ前へと進みます。
そして案内。右や左に寄りすぎないようにする仕組みです。
具体的にはさっきの推進コイルを使います。これを電線で結びます。するとこの間を電流が行き来できます。どっちかによりすぎると(車両が偏ると)、寄った方に反発力、遠い方に吸引力が働きます。
これで常に車両をレールの真ん中に保ちます(ここは加筆が必要ですね)。

疲れたので、第1回はここまで、加筆、修正は大いにあります(間違いも大いにあるので見かけたくださった優しい方は是非コメントに「間違ってるぞビッ(削除)野郎!」とでもご指摘ください。最大限の感謝とともに修正させていただきます)。全部かけたら本家のアーカイブへ完成版は保管されます。

IWAH(It will be Archived in Home)
リニアスティカリゼーション(第1回)おしまい。

どうでもいいこと、どうでも良くないこと

つまらないことやつまること、あるいは今制作中のゲームについてもいろいろ思いつくけども、今世間はテスト期間中らしい。ままぁ、てすときかんってたべられるのー?

どぉーんっっ!(50口径120ミリAPFSDS弾)

今日初めてブログって言うテーマを使いました。言うなれば
”雑記”

そういえば雑学って言うテーマもありますな…。思いついたので明日の分も更新しておきましょう。願わくばインターネットアーカイブに収められますように。

新しく作るとしたら、ブログのタイトル
・タイトルが思いっきり何かのネタばれ

たとえば、
「メタルギアソリッドの”らりるれろ”っていうのは実は…」
(ねたばれはしない)とか、
「すべてがFになるのFっていうのは実は…」
(やっぱりねたばれしない)みたいにする。
内容はとにかくネタばれ。一番肝になるネタしか書かない。


実はブログの日付って、書き始めた日時が記録されるんだよね、では

ダイクストラ法

とりあえず、備忘録v。

科学研究費補助金「特定領域研究(B)」
新しいパラダイムとしてのアルゴリズム工学:計算困難問題への挑戦
[http://www.me.sophia.ac.jp/or/lab/ishizuka/OC/spath_00.html]

Kenji Ikeda's home page 内 Mathematical Programming - Shortest Path Problem : Dijkstra Algorithm
[http://www-b2.is.tokushima-u.ac.jp/~ikeda/suuri/dijkstra/Dijkstra.shtml.ja]

最初のノードから探索していって逐次最短経路を確定していく方法。
確定した最短経路についてはもう考えなくていいので、全探索より圧倒的に計算量は減る。…ということかな?
計算オーダはO(n^2)らしい。

戦略シミュレーションでの移動範囲の計算はこのアルゴリズムが速そう。ただ、そんなに大量の範囲を検索するわけではないので全探索の途中計算はしょる処理入れたものとそう変わらない気がする。

勉強がてら実装してみるのもおもしろそうです。走り書きでしたっ!(読み返してみると中身が全然ない。いつものことだけど)

いつも出てくる三人の囚人

妖精現実さんのページ[http://www.faireal.net/]に取り上げられている三囚人の話。
あの程度ならば感覚的に理解しうるだろう。すくなくとも「Cが有利」ぐらいは思いつく程度だと思う。
それにしてもこの手の頭の体操的な話にはよく囚人が三人登場するなあ、と。
シュレディンガーの猫でおなじみのシュレディンガーがロジックの問題を出したそうだが、これもよく三囚人のアナロジで語られる。

「3人の死刑囚に3個の白い帽子と2個の黒い帽子を見せる。
『これらのうちどれかを一人に一つずつかぶせる。自分のが白い帽子だと思ったら逃げればいい。脱走を黙認しよう。ただ、黒い帽子なのに逃げ出せばその場で射殺する』
そうして3人を互いに輪のように見合わせた椅子に座らせて、当人がどの帽子をかぶらされているかがわからないように全員に白い帽子をかぶせた。
もちろんのこり黒い帽子は囚人たちには決して見えないように隠した。
さて囚人たちは自分の帽子は見えないが、ほかの二人の帽子は見えるわけだ。じっと考えているようで、動かなかった。
しばらくたって突然、全員が一斉に立ち上がり一目散に逃げ去った。
三人の帽子は白なので全員の判断が正しかったわけだが、さて、3人はどうして自分の帽子は白いという結論を導き出したのか、論理的に考えてほしい」


というような問題。ひらめきよりは集中力と忍耐力の問題である。

人はシリコン結晶のみに生くるに非ず

こっちのページの利用方法を考えた結果……
メモ!
本家のページに軍事関係まとめてるので、こっちは拾ったネタなんかをストックしましょう。
どっからでも記入できるし。

ちうわけで、今日のネタは!
マクダネルダグラス(現ボーイング)
F/A-18 ホーネット
の派生型の話


ちなみに小ネタを。この機体、元はノースロップがYF-17として開発したのを海軍が空母で使う為にF-16ではエンジンが単発だからいやだといってこいつを使いたいと。で、さらにF(戦闘)もA(攻撃)もできなきゃ嫌だと言ってきた。
そこでノースロップはそう言うノウハウ(主に艦載機設計の経験)のあるマクダネルダグラスと協力して開発したというそうな。
ちなみにアメリカ海軍がダグラスマクダネル社の名前を出した方が安心するだろうと言うことで、ダグラスマクダネルの名が冠されています(どっちにしろ現場では"F/A-18"としか呼ばれないですし)。

F/A-18A/B(複座)
これが初期型。ちなみにF/A-18A(単座)とF/A-18B(複座)のことです(タイプは同じなのでまとめました)
エンジンは従来のターボジェットからGE製ターボファンエンジンF-404-GE-400
へ変え、推力大幅アップ。
燃料搭載量が4900kgと従来の2倍に。主翼面積増大。そして艦載機設計にする為にタイヤ周りを完全に変える。AIM-7スパローを搭載して、YF-17はF/A-18へと生まれ変わりました。


F/A-18C/D(複座)
AIM-120AMRAAM(アムラーム)*6、やAGM-85マーヴェリック空対地ミサイル*4。また、アビオニクスを新しいものに変えた(XN-6)。
この機体はマイナバージョンアップがされていて、
1988-夜間攻撃能力
1991-XN-8アビオニクス変更
1992/10-エンジンをF-404-GE-402強化性能型
1994/5-レーダーをAN/APG-65からAN/APG-73

今日初めて知ったのだが、F/A-18はスーパーホーネットではなくホーネットで、F/A-18E/Fだけがスーパーホーネットなのか。
ではF-18ホーネットとの違いは……?

参考リンク
http://members.at.infoseek.co.jp/GLOBE_Riza/f18.html

http://www.geocities.jp/disophanas/

9402位の荒野

このアメブロのランキング。
おそらく最初に表示される50位ぐらいまでしか見る人はいないんじゃないかと思う。
というか、延々とランキングを見続ける人がいれば、それはランキングマニアか、マウスの操作練習中に違いない。
そこで、9402位を見てみると…
……全部空白ページ!

あのランキングは、もちろんページビュー数で決まると思うのだが、そうしたら、全くないページにページビューも何もないわけで…

…いや、あるのか?

9402位のブログの名前だけ見ても面白い気がする。中身はないのに…

さて、次回のブログの予告は名作寄席シリーズ「アグレッシブときそば」です。
http://geocities.jp/disophanas/
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