Knowledge from それは舞い散る桜のように(第2回)
今は無き、BasiLの名作、
「それは舞い散る桜のように」
中には主人公、桜井舞人の蘊蓄から小ネタから様々な知識が披露されます。
…そうです。僕がプレイしたのは全年齢版です。無ければアニメ版見ました。PS2版「それは舞い散る桜のように、けれど輝く夜空のように」です(いろんな意味で泣)。
細かいことは、気にしない(でください)。(Cherry petals fall like teardrops...)
このシリーズは「それは舞い散る桜のように」に出てくる小ネタをもう少し深く掘り進めてみたりとか舞人が言いたがってた豆知識の続きを考察したりするシリーズです。(第1回よりコピペ)
・第2回 - ルーマニア共和国コラム対決
舞人とその友人相楽山彦が冒頭より繰り広げる「ガチンコ!コラム対決」
ガチンコシリーズの中では一番長命かつシナリオ量も多い(一番短いのはガチンコ!微妙にいやらしいもの限定しりとりか?)。
基本ルールとしては「自分が話した内容のコラムを相手が知っていたら負け」というもので、ゲーム冒頭の対決では
舞人: 古くなった牛乳の活用法 vs 山彦: ジーンズはなぜ青いのか
舞人の勝ちでした。
「あ、それ知ってる」
この台詞で勝敗が決する過酷なゲームです。
そのなかで、舞人が用意していたらしいコラムの中から今回は「ルーマニア共和国に関するコラム」を掘り下げてみましょう。ちなみにこれは「ルーマニア共和国やルワンダ共和国に関するコラム」という台詞からです。
ルーマニア[Romania]
まずは基礎データです
面積23万8391km^2
日本より狭いです。
と思って外務省ページを見たら<ほぼ本州と同じです>だそうで。負けた…(何に?
人口2246万人(1999)
人口も日本よりはかなり少ない。というより、日本の人口が多すぎるだけかも。
首都ブカレスト-203万人
古い町並みにムリヤリ近代化施して失敗したような感じを受けます(個人的に、ですが)。
(参照:http://www.tabibito.de/balkan/jbukarest.html)
住民-ルーマニア人89% ハンガリー人7% ドイツ人2% etc
ルーマニアにはルーマニア人の方がたくさんいます。
宗教-ルーマニア正教87%
ルーマニア正教…結構初めて聞いたかも。
通貨-ルーマニア・レウ[Romania Leu](複数形Lei)
S&P格付けはBBだそうです。これは「投機的」ランクの一番上ですね。
10年ぐらいでユーロに切り替えるとか何とか…。
国会二院制、上院下院
普通です。
GDP-352億ドル
GNP-1291ドル/人
乳児死亡率22%
識字率96.7%
一気に見てみますが、経済状況は先進国に比べればいささか厳しいようです。
一人あたりGNPが1300ドル前後というのはトンガ、エジプト、スワジランドが近いです。
乳児死亡率が高いのも、経済的に苦しいことを示していますね。
地形的には、ドナウ川、モルドバ、ウクライナと国境を接している、がキーワードかな。
カルパチア山脈、トランシルバニア・アルプス山脈。
最高峰はネゴイウ山2548m
トランシルバニア地方に住むハンガリー人のことをマジャール人などと世界史では言ったりしますな。
元々共産主義体制で動いていた国なので、農業国から五カ年計画で無理矢理工業化を進めました。ちなみにたいてい「急速に工業化」と書いてありますが、これは前述の通り無理矢理進めたと解釈するのが吉です。
古代にはダキア。1300年頃ワラキア、そしてモルドバ両公国が成立。
後にオスマン支配下に入りますが、両公国が統一して1859年ルーマニア公国となり1878の露土戦争で独立が承認されます。
そして大戦が終わって…。
有名な指導者チャウシェスクは自主独立路線というソ連とは協力しない独立した社会主義をひた走り気づいたときにはソ連が崩壊。COMECONにも加盟せず、チェコスロバキアのプラハの春へのWTO派兵にも応じず。
重工業路線をひたすら五カ年計画で進め、西側技術を取り入れようとします。
が、西側は折しも石油ショック。しかも資本主義の影響を受けない共産主義のはずが西側と経済交流をしたためにインフレのあおりをもろに受けて経済は悲惨な状況へ陥ります。
これに対処するためか、はたまた。チャウシェスクは権力を自らに集中し独裁体制を撮り経済危機へ対処を始めますが1989年12月、軍を巻き込んだ国民の反乱で政権は倒されチャウシェスク夫妻は銃殺されました。
2004年にNATOに加盟したほか、2007年にはEUへの加盟も目指しているそうです。