<お知らせ>
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6月1日より順にさせていただきます。ご了承ください。
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ホテルの廊下。
向かいの扉は、色がちがいます。
床に敷かれた絨毯の色が
扉の二色とリンクして統一感を
作りだしていますが
模様の配分、色の面積配分が、
ダークブラウンの扉側はダークブラウン。
反対側はそうじゃなく
アシンメトリーなのが面白い。
お部屋のなかは、
オレンジ、ダークブラウン、白で構成
されていました。
一面だけ、ソフトなオレンジ色の壁。
そこには、ビビッドなオレンジレッドの色が
使われた絵が掛けられていました。
さらには、
絵にはこの色のほか、ビビッドなグリーンが。
ガラスのデスクが
グリーンのペールカラーとクリアのボーダーで、
お部屋全体の統一感が見られました。
もっといえば、
絵は抽象画で、直線的なラインが描かれ
廊下の絨毯の模様、デスクのボーダーとの
統一感によって、
建物内全体にモダン、スタイリッシュな
雰囲気を作りだしていました。
そしてロビーには、
モダンな雰囲気はそのままに
木の素材や曲線ラインを取り入れるなど
訪れた人をあたたかく迎える(送りだす)
やわらかさ、やさしさの工夫が感じられました
こうした色とデザインの組み合わせで
イメージが演出されること。
心理的な快(不快)、商業的な成功(失敗)に
つながること。
空間のことに限らず、10代のころから
興味をもつ点はあまり変わっていないような。
上に書いたことのほか、照明やインテリアなど。
訪れる人を迎える色とデザイン、
受け手の心が感じること。大事ーー^^