<お知らせ>
5月29日から不在のため、いただいたメール、お問い合わせへの返信は
6月1日より順にさせていただきます。ご了承ください。
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ホテルの廊下。
向かいの扉は、色がちがいます。
床に敷かれた絨毯の色が
扉の二色とリンクして統一感を
作りだしていますが
模様の配分、色の面積配分が、
ダークブラウンの扉側はダークブラウン。
反対側はそうじゃなく
アシンメトリーなのが面白い。
お部屋のなかは、
オレンジ、ダークブラウン、白で構成
されていました。
一面だけ、ソフトなオレンジ色の壁。
そこには、ビビッドなオレンジレッドの色が
使われた絵が掛けられていました。
さらには、
絵にはこの色のほか、ビビッドなグリーンが。
ガラスのデスクが
グリーンのペールカラーとクリアのボーダーで、
お部屋全体の統一感が見られました。
もっといえば、
絵は抽象画で、直線的なラインが描かれ
廊下の絨毯の模様、デスクのボーダーとの
統一感によって、
建物内全体にモダン、スタイリッシュな
雰囲気を作りだしていました。
そしてロビーには、
モダンな雰囲気はそのままに
木の素材や曲線ラインを取り入れるなど
訪れた人をあたたかく迎える(送りだす)
やわらかさ、やさしさの工夫が感じられました![]()
こうした色とデザインの組み合わせで
イメージが演出されること。
心理的な快(不快)、商業的な成功(失敗)に
つながること。
空間のことに限らず、10代のころから
興味をもつ点はあまり変わっていないような。
上に書いたことのほか、照明やインテリアなど。
訪れる人を迎える色とデザイン、
受け手の心が感じること。大事ーー^^
