本日は、暦の上では二十四節気の「白露」です。

「白露」は、秋の気が強まっていく時期。野草に宿った露が白く見える時期…とされます。

二十四節気とは、太陽の黄道(通り道)360度を24等分した位置ごとに、節気と中気を配したものです。
つまり…15度ずつですね。

ちなみに、この分割法は暦法では「定気法」と呼ばれる方法です。他に「恒気法」という方法もあります。

そもそも、月の満ち欠けで1ヶ月を決める太陰暦(旧暦)では、太陽の位置(季節)と日付が無関係でした。
毎年の「暖暑涼寒」とのズレをカバーして、気候の移り変わりをつかめるようにしたものです。

日常でよく知られるものは…立春、春分、夏至、秋分、冬至…などでしょうか。

私達の生活は、移り変わる季節と切り離しては考えられないように思います。