完成は相当先だと思っていたのですが、早いものであと2週間にまで迫ってきました。
先月一度訪れましたが、最後の最後にもう一度と思い行ってきました。
学生の頃、永山駅の近くに住んでいて、永山駅や聖蹟桜ヶ丘駅を利用していましたが、永山を利用する際にはここで良く乗り換えをしました。
前回と打って変わって今日はいい天気。真夏の強い光線がさんさんと降り注いでいます。
ホームの上屋の合間から見える青空も、もう見られなくなりますね。
地下の駅というと味気ない感じになりそうですが、ゲゲゲの女房の舞台となった縁でいきものがかりの「ありがとう」が発車ベルになるんだそうです。
調布駅はとても忙しい駅で次々と電車が到着しては発車して行きます。
特に相模原線の電車は駅の手前で止まってしまい、すかさず「停止信号です」と車掌が口頭でアナウンスするのが日常的でしたが、これからは平面交差がなくなるので、そうした場面も少なくなるようです。
京王八王子行きの電車が出て行きます。
駅の西側には大きな踏切があります。
かつて、夜のことでしたが八王子の方から走ってくる電車のすぐ前を、女の子二人が踏切を突破して走って渡るのを目撃しました。
20年近く前の話になりますが、ヘッドライトの前を二つのシルエットが横切り、電車が激しく警笛を吹き鳴らす光景は今でも目に焼き付いています。
地下化で踏切がなくなればそうしたこともなくなるのでしょう。
東京では未だに旺盛な需要に応えるべくインフラが少しづつ進化し続けているのだと感じました。
折角調布まで来たので、多摩川の河川敷へ。
休日ならば憩いの場を求めて多くの人が集うのですが、この暑さではさすがに人の姿がまばらです。
でも、真夏の真っ青い空ってこうしてみると良いものですよね。
暑いのであまり長居もできず、新宿へとって返しました。
最後に武蔵野の面影が残る車窓の風景を。