ワクワク感を失った Made in Japan | はい、タケコプター

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日本メーカーのデザインはいつから格好悪くなったのか
2012年07月17日 nikkei TRENDYnet

 「日本メーカーのデザインは格好悪くないか」――。この2週間の間に、PCメーカー、テレビメーカー、自動車メーカーの関係者から、異口同音にそんな言葉を聞いた。
 それぞれの製品ジャンルは異なるが、共通しているのは、日本以外のアジアメーカーの製品に対するデザインの評価が高いという点だ。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120713/1041947/?top_os1



日本の家電の退潮ぶりが日に日に顕著になっています。
この記事を見ると「またか!」と思っちゃいますよね。

とにかく、今の家電だとか自動車って、ワクワク感、或いはシンボリックなデザインってのがないですよね。

車なら、一目見れば車名が思い浮かぶし、車名を効けば形をイメージ出来るのが90年代まででしたが
今なんか車のエンブレムを見て「今○○ってこんな形なんだ」と思ったりすることもあります。

ウォークマン時代からソニー派だった小生が、ICタイプのウォークマンを買いに行って隣にあったiPod nanoに目移りしたのは今から7年前。
未だにSONYはアップルを凌駕するような製品は出せていないように感じます。

Made in Japan家電のイメージがなんとなく、「高いのに時代遅れで使い勝手が悪い」に変わりつつあります。
ハード自体はいいけど、ソフトウエアの面で海外製品に比べて5年遅れてる感じがするんですよね。


Made in Japanが復活するためには、やっぱりメーカーの顔ぶれが変わることがいちばんなような気がします。
今の家電大手ってもう看板で商売しているような感じです。
どのメーカーも創業者は既に鬼籍に入っていて、創業者のスピリットももう伝わりませんからね。
もの作りの魂を持った人がいなくなって、要領よく就職レース、出世レースを勝ち抜いた人が舵を取るようになり、「こだわり」より「今期の収益」と言うもの作りになった結果がこれかなと思います。


ハードが高性能でソフトウエアがユーザーフレンドリーな製品を作れるメーカーがでてきてくれればいいんですよね。
最近は家電の分野でアイリスオーヤマが無視出来ない存在になっているとのこと。
確かに、ちょっと面白いモノを次々繰り出しています。

新しいブランドを育てるくらいのつもりで、商品を見きわめる目を持つべきかなとおもいます。