ヶ月に一度開かれる「Rcafeしずおか」に今回も参加してきました。
テーマは「やぐら鶴」
講師は獣医師の堀北哲也さんとDJの柴田正志さん。
「やぐら鶴」は宮崎で発生した口蹄疫対策に全国から集まった獣医師チームの教訓から生まれたオリジナルのワークです。
「やぐら鶴」とは何かというと、やぐらを組んでその上に鶴を乗せていくもの。
とは言ってもホンモノでやるわけではなく、A4の紙を使って「やぐら」を組んでその上に「折り鶴」を乗せます。
6人で一つのチームになりこの作業をし、さらに複数のチームで折り鶴を奪い合い、最終的には得点化して、いちばん得点の多いチームが勝ちというものです。
最初はまったく情報がない中、様々な情報が書かれたカードがチームメンバーに配られます。
但し、チームメンバー同士でこのカードを見せ合ってはいけません。
カードに書かれた情報はゲームの概要や、ルール、やぐらの作り方、「あなたはリーダです」と書いたカードも。
このルール通りにやらないと減点の対象になります。
つまりは、メンバー同士で情報をいかに共有出来るかが問われます。
また、メンバー同士での役割分担や作業の配分、他のチームの駆け引きなど様々なことを考えなければなりません。
実際にやってみると、ゲームの概要やルールを把握するだけでもかなり骨の折れる作業になります。
全体像が見えないうちは動きようがありませんし、少し分かったからと言って思い込みで動いたり、他のメンバーから聞かれたことについてカードを確認せずにいい加減に答えると手痛いミスにつながります。
小生のチームは比較的まとまりがよく、カード情報交換の段階からメンバーに情報の種類ごとに発表してもらうなど、ある程度工夫はできました。
しかし、全体的にやぐら鶴をどう組み立てていくか、そのために必要な資材と量について緻密な計算が欠けてしまったことが反省点でした。結局4チーム中2位の成績でしたが、初めてにしては上出来かなと思いました。
ゲームが終わったあと、各チームごとで良い点、悪い点をディスカッション。そして最後に全体で良い点と悪い点をディスカッションしました。
これが非常に有効です。コミュニケーションと戦略性を高めることができるので特にチーム研修などには最高のツールではないかと思います。
機会があったらまたどこかでやってみたいですね。