大道芸ワールドカップin静岡2007は1日から始まっています。
今年はあす4日までの4日間。
いつもは3日間は休日になるのですが、今年は文化の日が土曜なので、休日は2日だけ。なので混雑覚悟でいったのですが、相当な混雑ぶりでした。
上の写真は、もっとも人が集まると言われている「札の辻」のポイント。
ご覧のように演技開始前からすごい人の数です。輪の大きさも去年より確実に大きくなっています。
登場したのはダメじゃん小出 。
昨年も見ましたけど、とにかく毒舌で笑えます。
写真は赤福 を御福餅 に変える手品の最中。
時事ネタが毒入りでふんだんに盛り込まれています。
自分の腕に注射をしながら(当然ニセモノ)
「光GENJIの赤坂さんに分けてもらった」
「彼はガラスの十代 だったが鉄格子の三十代になった」
とか(苦笑)
続いてゴールデニエフスキーブラザーズ。
男と女、そしてマジックを巧みに絡めながらの好演技。
気づいてみれば最後はパンツ一枚になってしまってました。
駿府公園もものすごい人だかり。
そんな中でクラウン(道化師)が大活躍。
扮するのは市民ボランティアなのですが、子供達を中心に人気は高いです。
小さい子供は「ぴえろさ~ん」なんて言って寄っていきます。
家族で写真をとったりと、静岡大道芸では欠かせない存在です。
さて、今度は三雲いおりのパフォーマンス。
好きなパフォーマーのひとりでいつも足を運んでいましたが、ここ数年は静岡に来ていませんでした。
今回久々に復活と言うことでまた足を運びました。
巧妙なおしゃべりといろんなジャグリングで、観客は常に笑いの渦。
しかしなんと言っても、子供との絡みが一級品なのが彼の魅力。
写真のように何人かの子供達と皿回し。子供達もワクワクドキドキでイキイキした表情になります。
終わったあとは、耳の長い犬や、首の長い犬のバルーンなんかをプレゼントしたり。
まぁ、耳の長い犬はウサギ、首の長い犬はキリンなんですけどね(笑)
夜になるとナイトパフォーマンスが始まります。
こちら、先月オープンした静岡109とけやき通り。
勿論ここにも演技ポイントがあります。
ナイトパフォーマンスは今日3日が最終日。
新静岡センターに移動して、ヴェロニカゴンザレスのパフォーマンスを楽しむ。
去年も見たけど、女性ひとりで両手両足を使っての人形劇。
動きもなかなかリアルで、ひとりでやっているとはとても思えません。
しかも1回でいくつもの物語を演じてしまうから凄い!
ちなみにこの新静岡センターは再開発が決まり、この広場もどうなってしまうのか?
建替え後の大道芸が楽しみだったり。
そして、もうひとつは109前に移動してTim Tamのパフォーマンスを。
とにかくふにゃふにゃ。体が柔らかい。
パイプ椅子をいくつも積み重ねてその上で倒立するバランス芸も採り入れて、コミカルな展開でした。
ちなみに昨日のナイトは、中国雑技団、トリオチャーサル、矢部亮のパフォーマンスを見てきました。
中国雑技団は、強烈に柔らかい体で、まさに芸術的な演技。ブリッジもタダモノじゃなく背中とお尻がくっつくほどの強烈な反り方。圧巻です。
トリオチャーサルは2005年のワールドカップチャンピオン。屈強な肉体を軽々と肩車してしまうのは圧巻。剛と柔を兼ね備えたパフォーマンスだ。
そして、矢部亮は実力派の日本人。同時に4個のディアボロを使えるのは彼のほか世界に数人だけだという。光ディアボロが夜の闇に栄えて、いい演技でした。
ナイトの人出もかなり増えましたね。
投げ銭するのも至難の業ですが、パフォーマーの皆さんのモチベーション維持のため、何とかしてあげないと。
明日も、出動予定。