東海道線で藤沢まで。
天気は良かったのですが、スッキリと秋晴れとは行かず、ちょっと曇りがちの印象でした。
絶景ポイント根府川駅。行楽の人が多いようで車内はほぼ満席です。
藤沢で東海道線を降りて江ノ電で鎌倉へ。
こちらも結構な混雑。
座れましたけどぎゅうぎゅう詰めでした。
江ノ電は鎌倉~長谷しか乗ったことがなかったですが、
片瀬海岸あたりのギリギリ感はすごいですね。
まさに身近な足というか、街にとけ込んだ電車というか、そんな感じです。
路面電車とか、この手のマイクロっぽい電車は街を散歩している感覚で
乗っていて楽しいですね。
長谷駅で下車。
長谷駅から大仏までは歩道が狭い上に人出もかなりでしたから、歩くのも大変なほど。
オバマ大統領も切望してやってきた鎌倉。
欧米系の外国人のかたも大勢来てらっしゃいます。
背景の山が黄金色に色づいています。
大仏の胎内にも入ってみました。
入場料20円。30名定員で入場制限してますと入口に書いてありますが、
高徳院の裏手にある銀杏の木が緑色から黄金色に変わりつつあり、
萌黄色のようなきれいな色になっていました。
オバマ大統領も食べたという抹茶アイス...というか、抹茶ソフトクリーム。
でも、大統領ご本人は棒付抹茶アイスを食べてましたね。
見所はいろいろあります。
紅葉に彩られた秋の庭園。
実際には人が多くて静けさはないのですが、絵としては静かさを感じさせる庭園です。
こちらの和み地蔵は女性に大人気です。
このゆるさがたまらないのだそうで。
弁天堂(弁天窟)は手彫りなんでしょうか。
だとしたら非常に大作だと思います。
あれだけ彫り続ける気力の源は何だろうかと不思議に感じます。
また、宝物館も観音三十三応現身はまるで生きた人間のような生命感が感じられました。
表情、顔立ちなどはあたかもそのあたりにいるような人を思わせるものでした。
見晴らしのいいところまで登ってみますと、由比ヶ浜が一望できます。
夏なら海水浴客が鈴なりなんでしょうけどね。
そして、鶴岡八幡宮へ。
途中の参道はものすごい人出。
門前の店にはあちこちで行列ができていてもう大変。
鶴岡八幡宮といえば、今年3月、あの大銀杏が倒れてしまったことが大きく報じられました。
小学校の修学旅行で見たあの大銀杏ですが、今はこんな感じになっています。
なんとなく寂しい感じが否めませんが、今はこうして新芽が盛んに伸びていて、
銀杏の強い生命力を見て取れます。
大銀杏に対する皆さんの思いが寄せ書きに込められています。
我々の孫子の代にはきっと立派な大銀杏になってくれることでしょう。
鎌倉から横浜中華街へ。
逗子へ出て京急で横浜まで。少々遠回りですがこちらの方が空いていますからね。
日暮れが早く、5時には暗くなってしまいますから、なんとなく気が急いてしまいます。
早めの夕食を取って、帰路につきました。