丸山渡停車場まで歩いた後、冷沢コースへ。
赤沢自然休養林では伊勢神宮のご神木も伐採されている。
ご存じの通り伊勢神宮では遷宮といって20年に一度お宮が遷される。
その御用材となるのがこの赤沢の檜だ。
もちろん伊勢神宮で使われるような檜は相当高額で取引されるものだそうである。
その切り株がこれ。
平成17年にもこの森から檜が切り出されたそうである。
冷沢峠を越えるこのルートは少々骨が折れる。
涼しいこの森でも汗が出るほどだ。遠くで森林鉄道の汽笛がなり、檜の森にこだまする。
渓流をまたぐ木道も檜がふんだんに使われている。
檜の甘い香りがする何とも贅沢な木道である。
渓流も見えるコース沿いの休憩所で小休憩。
友人宅で汲んできた木曽川源流の水に静岡から持ち込んだ冷茶パックを入れて作った水筒の冷茶で一服。
水道水といっても馬鹿にしてはいけない。
本当は消毒の必要もないくらいきれいな水だそうである。
水自体にも甘みが感じられるほどまろやかな水である。
もう一歩きして、麓のレストハウスへ。
おにぎりと五平餅で軽めの昼食。
デザートには木曽の酒「七笑」ブランドのアイス最中。
甘さ控えめで、ほのかな日本酒の香りがする大人向けのアイスである。