土曜日(25日)は上松町にある赤沢自然休養林へ。
赤沢自然休養林は「森林浴発祥の地」。
昨年森林セラピー基地に指定され、森林浴や森林レクリエーションを通じた健康維持、増進活動が行われているそうです。
ご存じの通り国内の林業は安い外国材の台頭を受けて厳しい状態に置かれています。ここでは森と人との関わりの一端を垣間見ることができます。
赤沢自然休養林最大の特徴はこの森林鉄道。
現在ではトラックで輸送されていますが、昭和50年までは切り出した木材を森林鉄道で輸送していました。廃線になった森林鉄道を昭和62年に復活させたものがこれです。
片道10分ほどですが、乗車場と丸山渡の間を往復乗車することになります(それが鉄道認可の条件とのこと)。普通の鉄道よりかなり小ぶりな車輌でトコトコと林の中を行きます。沿線の渓流には家族連れがたくさん。
列車に乗っているといろいろ案内をしてくれるので、予習の意味も込めて乗ってみるのもいいでしょう。往復で700円。入場料が無料なことを考えると、この程度ならいいかなといった感じです。
列車を降りたあとはいよいよメインのウォーキング。
赤沢自然休養林には8つの散策コースが設定されています。まず初めは森林鉄道沿いの「ふれあいの道」へ。
ふれあいの道は、車いすの人でも楽しめるように段差のない木道と舗装路が整備されています。小さい子供の姿も多く家族連れでも十分に楽しめるようです。
ビギナーコースではありますが綺麗な渓流沿いですから、水辺と森林を十分に満喫できます。