蒲原御殿山さくらまつり&由比散策 | はい、タケコプター

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備忘録としての日記です。よろしかったらご覧下さい。

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旧蒲原町(今は静岡市清水区)の御殿山さくらまつりに行ってきました。

御殿山は桜の名所。
JR東海道線の新蒲原駅から歩いてすぐのところにあります。
ご覧のように遠くからでもよく分かりますので電車の窓からは見たことがあるんですが、今回は近くまで行ってみることにしました。

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八坂神社という神社があって、そこから御殿山へと上っていきます。
神社の境内には満開の桜。人もいっぱいです。
境内では店も出ていますが、特に桜えびのかき揚げは大人気です。
細い山道をくねくねと上っていきます。
中高年の方が多く、道幅が狭いうえに上り下りの人が交錯してのろのろと上ってゆきます。

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中腹にはさくらつりばしがあります。
桜とともに駿河湾を見ることができます。

まわりの木が茂っていて大パノラマというわけには行きませんけど。

ここから写していて余部鉄橋のお立ち台 を思い出しました。
明日でおしまいのようですが、桜は綺麗に咲いているんでしょうか。

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更に登っていくと広場に出ました。
富士山は山の陰になってしまいますが、特に富士市から伊豆半島にかけてよく見ることができます。
木の間からは由比の海岸が見えます。
正面に見える薩埵峠(さったとうげ)から見た富士山の写真は特に有名です。

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アナウンスでは夜桜も格別だとか。

確かにあちこちにライトアップ用の照明やぼんぼりがあります。
桜は満開を過ぎて落花が盛んです。
夜桜が楽しめるのもあと数日でしょう。
はらはらと花びらが舞い落ちる中をゆっくりと降りていきました。

帰りは由比駅で途中下車。
しかし電車がやたらに混んでいます。

座るなんて全く無理で吊革にすらつかまれないくらい。
青春18切符の利用者が多ようです。

正規運賃で乗っている地元利用者としては本当に迷惑です。


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由比といえば桜えび。
春物の漁が昨日解禁になりました。

由比漁港に行くとこの行列
なんの行列かな?と思ってみていると桜えびのかき揚げを待つ行列でした。

なんだかこんなに長い行列に並ぶのもどうかと思うので、パス。

結局、駅近くの「銀太」という寿司屋へ。

夫婦で切り盛りしているらしく、座席がいっぱいでてんてこ舞いの状態。
「だいぶ待ちますよ」とご主人に言われたんですが、まぁ、他に行くのも面倒なので待つことに。

結局1時間ちょっと待ちました。

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ほとんどの方が桜えびフルコースを頼んでいましたけど、
小生は地魚にぎりを注文

左上から平目、太刀魚、真鯛、ふぐ
左下からほうぼう 石鯛 鯵 桜えび

平目は塩と昆布締めの絶妙な塩味でぷりぷりの白身が堪能できます。
太刀魚は紅葉おろしとポン酢で。よく自分でも塩焼きにしますけど、ポン酢で食べるのも非常に美味しいです。身の歯ごたえも相俟って絶品です。
真鯛は鱗をあぶったものがネタとご飯の間に挟まっていて、噛むとサクサクと歯ごたえします。身の歯ごたえも良く、心憎い演出です。
ふぐもポン酢と紅葉おろしで。太刀魚とも違う歯ごたえ。またこれがポン酢と紅葉おろしが良く合うんです。
この4カンはお醤油につけずに食べます。淡泊な白身がかなの微妙な味わいを堪能するにはこの方が断然にいですね。
そして鯵と桜えびは由比ならではのもの。
特に鯵は幻とも言われる由比の倉沢で捕れた根付きの鯵。
だいぶ待たされましたけど、待つ甲斐がありました。

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2時台だというのに由比から乗った電車がまたラッシュアワー並みの混雑。
JR東海が新幹線誘導したいのも分かるけどここまでひどいのもねぇ。
つかまるところがないのでカーブにさしかかるたびに寄りかかられる始末。
でもって、熱気ムンムン。

生の桜えびを買ってバッグに入れているのでこりゃ気が気じゃないです。
次の興津駅で電車を降りました。

興津折り返しの電車があるので、降りて次を待てば始発に乗れるからです。

折り返しの電車がやってきました。
コレがSLならなぁと、大井川鉄道に乗った時のことを思い出しつつ一枚。


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ほら、この通り、空いてるでしょ!

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まぁ静岡駅までは15分くらいなんですが、
大きな窓から外の景色を撮影したりとまったりできました。

買ってきた桜えびは幸い何事もなく^^

今夜は桜えびづくしでしたよ。