9月14日は中秋の名月。
京都の賀茂御祖神社(下鴨神社)では、名月管弦祭が執り行われました。
名月管弦祭は、平安時代から伝わる五穀豊穣・天下泰平を願って雅楽などが奉納される神事です。
昼過ぎに下鴨神社を訪れた際、この神事のことを聞き、17時30分からとのことだったので時間を見計らって再度訪れます。
賀茂川にかかる葵橋から。
神事ですので、きちんと儀式が執り行われます。
舞殿の脇に陣取って、儀式を拝見しました。
ススキ、神饌が備えられています。
まさに中秋の名月の風景です。
斎主以下、舞殿に着座します。
こちらの方が斎主ですね。
まずは修祓。お祓いです。
我々、一般大衆もお祓いを受けます。
神饌を供したあと、斎主が祝詞を奏します。
その後、箏曲並びに尺八が奏されます。
管弦といっても、バイオリンとかクラリネットではありませんので、念のため(汗)
箏曲 錦綾子社中
尺八 新都山流
斎主を筆頭に玉串が捧げられます。
最後に一般大衆も揃って二礼二拍手一礼。
神饌を撤したあと、斎主以下が退下。
橋殿の松明に灯がともされます。
尺八、雅楽などが披露されるうちに
夜の帳が降りていきます。
宴たけなわではありますが、京都の街は観光客の姿が消えると
バスの本数が激減しますので早めに辞することにしました。
京都の夜空に浮かぶタワー
また、京都に来る日を思って。
新快速で大阪まで。
この日行こうか迷った、播州赤穂行き。
京都にして正解だったかな。
堂島川の水面に浮かぶ大阪の街の灯り。
ご覧戴きましてありがとうございました。