【最近見た番組】『X年後の関係者たち SNK格ゲー編』『量産型リコ』など | 後追い80's

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80年代カルチャー発掘備忘録

 

X年後の関係者たちあのムーブメントの舞台裏「SNK格ゲー編」

 

この番組は毎週自動で録画されるように設定しているのだが、何気に録画されたタイトルを確認してみたところ…「SNK」の文字が飛び込んできたので驚いてしまった。なんせ前情報も何もなく、いきなり知ったので。

 

SNKの会社の成り立ちから格ゲーを作ることになった経緯、開発の裏話など、SNKの社風がよく分かる内容で面白かった。

 

個人的にはネオジオの筐体が既に90年から稼働していた事が驚きだった(当時は知っていたけど忘れてしまっているだけなのかもしれませんが)。

サムライスピリッツのチームとKOFのチームがバチバチの関係だった事が原因で、KOFにサムスピのキャラを出すことができなかったという裏事情も初耳だった。

 

格ゲーを作るにあたってスト2を徹底的に研究した結果、システムの完成度がずば抜けて高かったという話も出たけど、これは分かる気がした。

 

というのも、私はSNK派にもかかわらず、近年はスパ2Xに傾倒しており、龍虎2やガロスペで遊ぶ事に腰が重くなってきている原因も、まさにこれではないかと思っているので。

 

CPUのレベルが8段階で設定されているものの、4と8の間にはほとんど差がないという事も語られていたが、確かに軽くプレイした印象だとそういう風にも感じられるけど、やり込んでいくと結構な差がある事が分かってくる。

 

実際、8をやり込んだ後に4で遊んでみると、かなり余裕が感じられるので。

 

SNKの格ゲーが成功した理由は、開発スタッフがユーザーと同じ感覚を共有できていたからだと語られていたけど、これには心から納得できる。

 

あの頃のSNK格ゲーには遊び心が溢れていたし、プレイヤーが喜ぶツボをしっかりと心得ていたと感じられるから。

 

サムスピでKOされた側が真っ二つになって死んでしまう演出がある事は全く覚えていなかった(というか知らなかった可能性も)けど、妥協なくナコルルまで真っ二つにしてしまうなんて、当時としては凄く攻めていたんだなと感心した。

 

 

踊る!さんま御殿!!「路線バトル埼玉編」

京浜東北線の小島奈津子と前川泰之、埼京線の国本梨紗、須永心海(僕が見たかった青空)、藤田ニコル、湘南新宿ラインの岡安章介(ななめ45°)とハライチ、西武池袋線の相田翔子とEXILE NAOTO(EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS)、東武東上線の板倉俊之(インパルス)、火将ロシエル、若槻千夏が、それぞれライバル路線に負けない自らの路線の魅力を猛アピールする。

 

内容を説明するのが面倒なので公式サイトからコピペしました。

 

やはり首都圏の路線となると入り組み過ぎていて、田舎者の私にはもうどれがどれだかさっぱり分からない(笑)

 

ただ、東武東上線といえば…TJライナー!!という事だけは若槻千夏さんのおかげでしっかりとインプットされた。

しかし、TJライナーって速さが自慢らしいけど、見た目フツーやなぁ(笑)

 

埼京線は外から見たら車体が膨らんで見えるほど乗客でパンパンになるとか、乗客の顔がみんな死んでるといったエピソードが語られ、絶対乗りたくない路線として記憶した(笑)

 

湘南新宿ラインは山手線の主要駅で停まること以外の魅力は伝わってこなかった。

 

西武池袋線は秩父の魅力を語っていたことしか印象に残っていないけど(笑)、個人的には特急ラビューのデザインは結構好き。

 

板倉さんが「よし、ここから東京だぞ!って1回切り替えて、埼玉気分を抜いてから乗るんですよ」と語っていたり、藤田ニコルが「マインドは東京人」だと言っていたりして、これだけネットが普及した時代でもまだそんなしょうもない事に拘る価値観って残ってるんだ・・・と、ちょっとビックリした。まあ、ネタで言ってるだけなんだろうけど。

 

この番組を見た後日、BSの『運転席からの風景』という車窓から見える風景を淡々と見せる番組を録画して、食事しながら何気に流していたら、奇遇にも東武東上線だったので「あっ、板倉さんと若槻千夏の路線だ」と笑ってしまった。

 

さんま御殿は最後に見たのがいつかも覚えていないぐらい超久々に見たけど、20年ぐらい前はよく見ていた。

 

使用されている楽曲や番組の最後に踊るヒット賞を発表したりといった基本的な番組の構成が20年前から何も変わっていない事も驚きだった。

 

これだけ何も刷新せずに長く続けてこられているのは、ある意味凄いと思う。

 

 

 

友近・礼二の妄想トレイン

今回は俳優の西村和彦さんが岡山で美味しい麺類を求めて旅をするという内容で、新型やくもが印象的な回だった。

 

新型やくもはデザインも良いし、特徴的な「やくもブロンズ」というボディカラーも綺麗。

 

この番組を見た数日後、やくもが日本鉄道大賞を受賞した事がニュースになっていた。

 

都道府県を覚える際、岡山県は最も覚えにくかった県の1つ。

 

というのも、岡山県と聞いても何のイメージも湧いてこない存在感のない県だったので(岡山県民の方、もし読んでいたらごめんなさい。でもうちの県はもっと何の見所もない最下層なのでご心配なくw

 

でも、これからは岡山県と聞けば「やくもね!」とイメージできるので良かった良かった(笑)

 

 

カーグラフィックTV

「モーガン プラス シックス」と「ケータハム セブン 340R」の乗り比べ。

 

両車とも今回初めて見たけど、心が踊る感覚も新鮮な刺激も羨ましさもなく、見ていて何も感じない。

 

昔はスーパーセブンも割と好きだったのに。

 

やはり私はもう特定のクルマにしか反応しない感性になってしまった事を痛感する。

 

2010年に入った辺りまではスポーツカーならほぼ何にでも反応していたものだが。

 

 

 

量産型リコ –最後のプラモ女子の人生組み立て記

 

観たことすらすぐに忘れてしまいがちな空気のような存在感のドラマも、早いものでもう最終回。

 

最終回は実家が無くなってしまうという結末で終わってしまった。

 

「家族って場所じゃない気がする」…確かにそうだけど、あの田舎に佇んでいる実家が凄くイイ感じで憧れるけどなあ。あの環境を手放すなんて勿体ない。

 

利便性を求めて都会生活が推奨される現代。なんだか寂しいねえ。

 

確かに病院だ何だと考えると、年をとったら都会の方が便利なのは分かるが、田舎のゆったりした時間の中で静かに人生を終えるのが理想なんだけどな。

 

最終回のプラモは、あのデンドロビウムだった。

 

 

思いっきり忘れていたけど、小さい方のデンドロビウム⬇️は当時持ってたんだった(笑)

 

塗装に失敗して手放しちゃったけど…。

 

HGUCのあのデカい箱にはワクワクしたものだ。

 

今はもう何のワクワクもなくなってしまった事に一抹の寂しさを感じてしまった。

 

今回の最終シーズンはプラモ的に刺さる物はほとんど無かった印象。

 

でも、ドラマの設定や内容的には今回のが一番好きだった。

 

前2シーズンは仕事を絡めたエピソードだったけど、今回は夏休みをテーマに家族間の物語を描いたのが良かったから。

 

毎回しつこいけど、やっぱり浅香唯さんが一番可愛かったなあ(笑)

 

すいません、あくまでも独断と偏見による個人の感想です。

 

 

鉄道伝説

千葉県佐倉市のユーカリが丘ニュータウンに敷設された「山万ユーカリが丘線」がテーマの回。

 

ここは鉄道会社ではなく、不動産会社が運営する日本で唯一の路線との事。

 

「新交通システム」と呼ばれるだけあって車両も特殊で、通常の鉄道車両と違ってゴムの車輪で走行する。

 

だから大雪に見舞われるとスタッドレスタイヤに履き替えなければならないらしく、ほとんどクルマと同じメンテナンスが必要になるのだとか。

 

あと、諸事情によって冷房設備を搭載する事ができない為、夏は乗客に冷えたおしぼりとうちわを配る事で対策しているらしい(凄いアナログ感w)。

 

ユーカリが丘線の乗客の皆さん、大変そうね…。

 

この温暖化時代に冷房無しは殺人的にも思えるものの、なんかこの車体から滲み出るのんびりした雰囲気が好きでちょっと憧れてしまう。

 

「こあら号」の愛称で呼ばれるこの車両の絶妙にダサい垢抜けないデザインが昭和チックでほっこりするというか。

 

 

 

ドキュメント72時間 東京・赤羽 街角の駄菓子屋で

正直あまり好きな番組ではないけど、今回は駄菓子屋が舞台だったので見てみた。

 

こんな時代になっても子供は純粋に喜ぶんだなぁ。

 

子供のみならず、小さい頃から通っているという大人のお客さんも多い。

 

分かる!分かるよ~、その気持ち。

 

私だって近場に駄菓子屋が残っていたら通うもん。

 

まあ、うちはとっくの昔に完全消滅してしまっていますが…。

 

今どき見ないような、ちゃんとした挨拶ができる礼儀正しい子供もいたりして嬉しくなる。

 

以前から知っていたけど、今や東京の方がしっかりしてるんですよね。

 

田舎の方が全然ダメ。擦れちゃってるから。

 

東京にはたくさん昭和が残ってる。

 

うちの地元の方がずっと都会だ。勿論、悪い意味で。

 

ド田舎のくせに、田舎らしいゆったりした風景や空気感なんて皆無で殺伐とした雰囲気。

 

他人に対する優しさも関心もなし。最低限の礼儀すらなし。

 

東京周辺の方が古き良き日本が残ってる気がする。

 

勿論、エリアによって千差万別だろうけど。

 

ちょっと驚いたのが、こちら⬇️

いわゆる「駄玩具」と呼ばれるシールやカード類、まだ生き残ってたんだ。

 

まあ、それとなくは知っていたけど、改めて再確認できた感じ。

 

私にとっては駄菓子屋と言えばこれなので、この文化が残っていてくれるのは本当に嬉しい。

 

子供時代を過ごした80年代は駄玩具文化の黄金期で、シールやカードのみならず、マグネットにメンコにブロマイドなど様々な物が存在した。

 

しかも、題材になっているのがキン肉マンに聖闘士星矢にドラゴンボールにゲゲゲの鬼太郎に北斗の拳にガンダムといったビッグネームは当然のことながら、ファミコンやミニ四駆のような流行もののホビーまで駄玩具化されていたのだから凄い時代だ。

 

当時と比べると現代の駄玩具には寂しさを感じてしまうけど、形だけ存続してくれているだけでもありがたい気持ちになる。

 

しかし、駄菓子屋という文化が消えつつあるのは本当に寂しい。

 

地元にもちょっと有名な駄菓子屋さんが残っていて、そのうち行ってみようと思っていたところにコロナがきてしまい、2020年に閉店してしまった…。

 

その駄菓子屋さんに一度も行かなかった事には未だに後悔が残っている。

 

いつまでもあると思うな親と駄菓子屋。