楽しみにしていたキン肉マンの新アニメシリーズがようやく始まったので早速感想を。
まず、当たり前だけど画が凄く綺麗。
それでいて原作との違和感も全く感じない素晴らしい再現度。
大技が決まった時の迫力やカッコ良さなんかもバッチリで。
まあ、ここは事前に見たPVなどでおおよそ分かっていた事なので驚きはないとして、問題は声。
ここが最も不安な要素だったけど、とりあえず初回を見た分では違和感なしで安心した。
特に最も心配だったスグルが予想以上に良かったのが嬉しいサプライズだった。
正直、観ていくうちに慣れるだろうぐらいに低く見積もっていたところがあったけど、見た瞬間から違和感なしのスグルだったから、改めて宮野真守さん凄いなと。
宮野さんで思い出したけど、エンドクレジットを見ていた際、アシュラマン役に神谷浩史さん、スプリングマン役に吉野裕行さん、スーパーフェニックス役に中村悠一さんという面々を見て、ここに三木眞一郎さんがいたら完全にガンダム00やん!とツッコミ入れたくなるキャスティングだった。
それでいて、ネプチューンマン役の杉田智和さん、テリーマン役の小野大輔さん、ジェロニモ役の小野賢章さんと、歴代ジョジョが3人も揃ってるし。
でも、個人的に最も印象的だったのはウルフマン。
声がケンコバさんになると発表された時から何となく良さげだなとは思ってたけど、蓋を開けてみたら予想以上にはまり過ぎていて、思わず笑ってしまったぐらい。
あと、まさかのキン骨マンとイワオの登場も嬉しいポイントだった。
そういえば、キン骨マンの声だけ唯一ちょっと違和感を覚えたかもしれない。
それは前の声優さんがあまりにも良すぎたから仕方ない事なんだろうけど。
委員長とキン骨マンの声は替えがきかないレベルだったから。
そういえば、キン骨マンの体が透明な表現になっていたけど、最近は原作の方でもあの表現に変わっていたのは中井さんがアニメの表現に影響されたのかな。
ED曲を宮野真守さんが歌う『キン肉マン Go Fight!』にした演出も良かった。
凄いなぁ、私が物心すらついていない頃に好きだった曲をこうして約40年後に新しいバージョンで聴くことになるなんて。
とにかく全般的にポジティブな印象しか受けなかった。
正直、楽しめるかどうか少し不安なところはあったのだけど。
あとは東映のアニメ版みたく、熱い音楽があれば最高なんだけど。
音楽は変に今風にしないでほしいな。
これで音楽さえ素晴らしかったら、もう言うことない完成度になりそう。
このブログを始めて以来、キン肉マンを再アニメ化してほしいと書いてきたけど、いざこうして実現して、完成した物を観た感想としては、まさに夢見ていた通り、頭の中で期待や想像を膨らませてきた理想通りのキン肉マンになっているのが凄いということに尽きる。
原作のアニメ化の理想形といえば、真っ先にジョジョが思い浮かぶのだが、今回のキン肉マンはあのジョジョのクオリティを超えてくるんじゃないかという期待すら高まってしまう。
とはいえ、まだ第0話を観たに過ぎない段階だから、とりあえず今後にも期待したいです。