今後観に行く映画の方針と映画は90分が最強説 | 後追い80's

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80年代カルチャー発掘備忘録

 

気になるニュース記事がいくつか目に入ったので、ジャンルごとに分けて記事を投稿していこうと思います。

 

まずは映画関連のニュースから。

 

 

私はこのシリーズを一度も劇場鑑賞した事がないので、最終作という事もあって記念に観に行ってみようかと考えていましたが、ユーザーレビューをチェックした結果、行かない事に決めました。

 

というのも、レビュー内容からしてシリーズに強い思い入れがあるわけでもない私が楽しめそうだとは思えなかったからです。

 

あと、冷静に考えたら配給がディズニーだという事も観に行かない決断を後押ししてくれました。

 

ディズニー配給の映画はよほど観たくて我慢できない作品以外は行かないと決めていますので。

 

 

それに加え、今後は2時間を超えると分かった時点で観に行かない方針も固まりつつあります。

 

よほど観たい映画は別ですが。

 

そう決めた理由は、2時間を超えると心身ともに辛いだけ(人間の集中力なんてそう長くは続かないし劇場の椅子はお尻が痛くて疲れるから2時間を超えるとしんどいだけ)ですし、そもそも尺が長い映画ほどつまらない作品が多いというのが、長年色んな映画を観てきた経験による持論だからです。

 

私はこれまで幾度となく映画の上映時間は90分前後がベストだという説を唱え続けてきましたが、人間の集中力の限界が90分である事を最近知りまして、ますます自説に対する確信が深まったところでした。

 

だからこそ、もう無駄にダラダラ長いだけの映画は避けた方が賢明だと思うに至ったわけです。

 

そして、今回のインディも見事に2時間半ですから(笑)

 

当然ながら、これも観に行くのを思い留まる理由の1つとなりました。

 

 

インディと同じく、大ヒット中のスーパーマリオも自分が心から楽しんで鑑賞している姿を想像できなかったので観に行くのをやめましたし、マイケル・キートンのバットマン見たさだけで観に行こうと思っていた『ザ・フラッシュ』もレビュー内容を見ていたら微妙になってきて二の足を踏んでいるところです…(複数のヒーローが共闘するとかマルチバースだとかにもう食指が動かなくなったのが主な原因なのですが)。

 

今調べてみたら、ザ・フラッシュの上映時間も2時間半である事が判明し、ようやく観に行かない決断ができました(笑)

 

ちなみにスーパーマリオの方は1時間半となっているようで、さすがヒット作だけあって優秀だなと感心しました。

 

 

結局、楽しみなのは8月のトランスフォーマーの新作のみとなってしまいました。

 

トランスフォーマーといえば、これまで2時間半から3時間が普通だったので、その点だけは今回もある程度は覚悟していたのですが・・・マイケル・ベイ以外が監督した初の関連作品である『バンブルビー』は2時間以内に収まっており(1時間54分)、今回の『ビースト覚醒』はというと2時間7分となっている事が分かり、驚くべき事にあのトランスフォーマーが2時間映画となっているようで、やっぱりマイケル・ベイが監督しないだけでこんなにも違うんだ~と顔がほころびっぱなしです(笑)

 

2011年の『ダークサイド・ムーン』公開時辺りから一貫して「マイケル・ベイ以外が監督したトランスフォーマーが観たい」と言い続けてきただけに、今回のビースト覚醒によってようやくその念願が叶う事になるわけで喜びが隠しきれません。

 

実際、初めてマイケル・ベイ以外が監督した『バンブルビー』はスピンオフ作品ではあったものの、私の中ではぶっちぎりでトランスフォーマー関連作品の過去最高傑作となりましたし。

 

 

余談ですが、先ほどのニュース記事のコメント欄にあった以下のコメントについて。

 

>ターミネーターにしろエイリアンにしろゴーストバスターズにしろ、いつまで80年代映画を引っ張るんだろ。スターウォーズ(70年代だけど)も時代遅れの新シリーズを連発して晩節を汚したけど、昔の名作はそっとしておいたほうがいい。バックトゥザフューチャーが未だ面白かった名画のトップクラスに君臨しているのは、妙な新作で上書きされていないことも大きいと思う

 

私は80年代洋画大好き人間ですけど、これには反論できません。

 

全くその通りだと思いますから。

 

結局、80年代洋画の続編なりリブートやリメイクを作ったところで当時の物は越えられないし、肩を並べる事さえ至難の業なんですよ。

 

大ヒットした『トップガン マーヴェリック』ですら、映画のクオリティこそ上に感じられたものの、音楽や時代背景など総合的な魅力においては、やはりオリジナルを超える事はできていないと感じましたから。

 

だからもう無駄な抵抗はやめて、本当の意味で新しい映画体験を観客に提供してくれるような革新的な作品が必要なんじゃないかと思うんですけどね(もう10年ぐらい前から言ってる気がしますが)。

 

まあ、それが無理だからこのような惨状になっているんでしょうけど。

 

ハリウッドに限った話ではなく、商業主義に傾倒し過ぎた末路なんてこんなもんなんでしょうね。

 

 

そんなわけで、今後観に行く映画の条件をまとめますと……

 

①2時間を大幅に越えない

 

②ディズニー配給以外

 

③心からワクワクできる映画

 

この3つの条件が揃わない限り、もう観に行かないという方針が固まってきました(③さえ実現できていれば①と②に関しては妥協する事もできますが)。

 

そう考えると、映画館に足を運ぶ事など今後は滅多に無くなりそうな気もします。

 

昨今の映画のトレンドが大幅に変化する事に期待するしかなさそうです。