その昔、『スター・ウォーズ クロニクル』というドデカい書籍がありました。
とにかくデカい、重い、扱い辛い。
私が上京した頃、新宿の紀伊国屋書店でそれと出会ってしまい、ちょうどその頃SWと出会ってハマり始めて間もない時期だった事もあり、もはや買う以外の選択肢は残されておらず、清水の舞台から飛び降りる気持ちでレジに向かったわけだが、その時の心拍数の異常な上がり方が未だに忘れられない…。
これから初めての一人暮らしが始まるというタイミングで、生活費がどれぐらい掛かるのか見当もついていない世間知らずのガキンチョが、いきなり2万円もする書籍に手を出してしまった事は、まるで犯罪でもやらかしてしまったかのような罪悪感と、今後無事に生活していけるのだろうかという不安感に苛まれ、購入後も気分が晴れる事はなく、ますます欝々とした気持ちになった事も昨日の事のように覚えている。
そんなSWクロニクルを何とか購入したは良いものの、本の匂いが凄く苦手で、結局ほとんど読み込む事も無いまま、記憶が正しければ数年後にヤフオクで手放したような気がする。
その後、SWクロニクルの特別篇版が発売されたのだが、こちらは各エピソードごと3冊に分けて発売され、記憶が正しければ福岡に行った際、天神の書店で3冊まとめて購入した。
しかし、シュリンクされた状態から開封する事もないまま、未開封状態で手放した事を何となく覚えている。
下手すると、この特別篇版は2回買っている気がしてきた。
というのも、一度はパラパラと目を通した記憶があるので。
もし、2回買っていたとしたら、今回で3回目という事になるのかもしれない…(どあほうだ)。
SWに復帰して以来、いずれ手に入れたいと思ってはいたのだが、今回たまたま安く手に入りそうな出物があったので、思い切って買ってしまった。
しかし、表紙の状態があまり良くない…。
シュリンク未開封のやつを手放した事が今更ながらに悔やまれてくる。
まあ、20年も前の事を今更後悔する方がおかしいんだけど(笑)
この特別篇版もかなりデカい。
市販のブルーレイソフトと比較してもご覧の通り。
案の定というか、分かっていた事だけど本棚(カラーボックス)に収まらない(笑)
だから、新しい本棚を買うまでは大型書籍には手を出さない事にしていたのに…。
しばらくは発送されてきた紙袋の中で眠っておいてもらうしかなさそう。
というわけで、中身の一部をチラッとだけご紹介。
キャラクター、ビークル、エイリアンなどの写真が満載の内容となっている。
サイズが大きい分、迫力も凄い。
エピソード4版が全109ページ、エピソード5版が81ページ、エピソード6版が90ページで、3冊合わせると計280ページとなり、オリジナルのSWクロニクルと同じページ数となっている。
特別篇版とオリジナル版を比較した際の内容の違いなどについては不明。
ただ、オリジナル版ほど変な匂いがしないし、3冊に分かれている分、厚みがないおかげで取り扱い易いので、再びクロニクルを買うとしたら特別篇版しか考えられなかった。
これでSWの大型書籍購入の旅も始まってしまった。
できれば古書ではなく、まだ一度も買った事がない新書の方からスタートしたかったのだが。
SWはこういった大型書籍が多いので、高さのある書棚を探す必要がある。
でも、まだ今のところは良さげな物が見つかっていない。
早く部屋の不要物を片付けて新しい書棚を購入して、このSWクロニクル特別篇を気軽に手に取れる環境を整えたい。