この試合でレイカーズが身につけたブラックマンバ仕様のジャージがカッコいい!
この第4戦ではブレイザーズの巻き返しに期待していたものの・・・
勝負は第1Qでほぼ決まってしまった感があった。
レイカーズはレブロンとADに依存する事なく、全員が満遍なく良い仕事をしていた印象。
クーズマが18得点、KCPが12得点、ハワードが13得点、ダニー・グリーンが14得点と、これだけの選手が2桁得点を記録するレイカーズに勝つのは至難の業だろう。
特に、ここの所シュートスランプに陥っていたグリーンのシュートタッチが復調しつつあるのは明るい兆しとなった。
マギーは惜しくも2桁得点に届かない8得点ながらも、豪快なアリウープや8つのリバウンド、4つのブロックショットなど、インサイドで強烈な存在感を見せてくれた。
対するブレイザーズは、脱臼した指の状態が気掛かりなリラードが今度は右膝を痛めるというアクシデントに見舞われ、もう踏んだり蹴ったり状態。
バブルに入って猛烈な勢いで勝ちまくってきたブレイザーズも、ここにきて燃料切れとなりつつあるのか。
とにかく、リラード&マッカラムのバックコートコンビに懸かっているチームなので、この2人が怪我を抱えている時点でかなり厳しいと言わざるを得ないだろう。
今回でレイカーズがシリーズに王手をかけた。
ここからブレイザーズの猛烈な巻き返しは期待できるのだろうか。
個人的にはまだまだこのシリーズを見ていたいので、次戦こそは必ずブレイザーズに勝って欲しい気持ちが強いのだが、リラードが怪我を抱えている事を考えると、ブレイザーズの勝利を信じるのはなかなかに難しい。
しかし、このような逆境でこそミラクルを起こすのがデイミアン・リラードという選手の真骨頂なので、デイムタイムが見られる事に僅かな望みをかけたい。
今日はロケッツ-サンダーも凄い試合だった。
やっぱりCP3は凄いな。
勝負所での安心感や勝負強さに関しては、未だにリーグトップレベルだと痛感させられる。
絶対ロケッツ有利だと思っていたのに、シリーズを2-2のタイに戻してしまった。
この試合はデニス・シュルーダーの大活躍(30得点)も素晴らしかった。
それでもロケッツ有利は変わらないだろうけど、個人的にはサンダーの番狂わせを望んでいる。
クリッパーズ-マブスも2-2のタイとなり、かなり面白い展開となっている。
この試合を決めたドンチッチのステップバックスリーのブザービーターは今プレイオフで一番のハイライトとなる可能性すらありそう。
スタッツもお化けだったし、とても2年目の選手とは思えない。
対するクリッパーズは、ポール・ジョージのスランプがシリーズを面白くしてくれている。
そして、彼が復活できるかどうかも楽しみな要素となっているし、そこがシリーズの命運を分けるかもしれないとも思っている。
ネット上ではあまり触れられていない気がするけど、個人的にはパトリック・ビバリーの不在がかなり大きいと感じている。
もしビバリーがいたら、ドンチッチの劇的なクラッチも無かった可能性すらあるかもしれないと考えると、さぞかし歯痒い思いでベンチから守っている事だろう。
エースのカワイは十分な働きをしているので、あとは周りの選手がどこまでやれるか。
となると、やはりポール・ジョージという事になるか。
レイカーズファンとしては、ここでクリッパーズに消えてもらった方がありがたいけど、NBAファンとしてはレイカーズ-クリッパーズというカードが実現してもらいたいという複雑な心境。
東はヒートが無事勝ち上がったようで安心した。
出来ればファイナルまで行ってほしいけど、バックス相手はちょっと厳しそう…。