名作RPG『ウィザードリィ』のOVAが意外に良く出来ていた件 | 後追い80's

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80年代カルチャー発掘備忘録

 

RPG黎明期の名作として、ドラクエにも影響を与えた事で有名な『ウィザードリィ』のOVAがYOUTUBEにアップされていたので観てみた。

 

 

私は多分、ウィザードリィをプレイした事は無い。

 

でも、学生時代に設定資料集のような物を買った事は覚えている。

 

ドラクエとは違うダークな世界観に惹かれたのだろう。

 

しかし、3Dダンジョンというゲーム性に敷居の高さを感じて手を出さなかったのだろうと思われる。

 

 

私が設定資料集を買ったのは、確か92年の夏だったと記憶しているが(米米CLUBの『君がいるだけで』のシングル盤を同時に買ったので覚えている)、その1年前となる91年にこのゲームがOVA化されていたらしい。

 

それを今回、YOUTUBEにしては綺麗な画質で観る事が出来た。

 

単刀直入な感想としては、意外に良く出来ていると思った。

 

というか、1時間でしっかりRPGっぽくまとめているのは、なかなか凄い事ではないだろうか。

 

原作ゲームをプレイした事が無いので、再現性の高さなどは全く分からないが、RPGらしさは十分伝わってきたので、それなりに楽しむ事が出来た。

 

ただ、グロ描写も結構あるから、学生時代に観ていたら食に悪影響が出ていた可能性が高そう…。

 

 

本作の特徴は、何と言っても声優陣の豪華さだろう。

  • シン(侍) - 古川登志夫 = (北斗の拳のシン)
  • シーラ(エルフ・魔法使い) - 戸田恵子 = (ゲゲゲの鬼太郎3期の鬼太郎)
  • アレックス(君主) - 難波圭一 = (聖闘士星矢のアフロディーテ)
  • ホークウィンド(忍者) - 玄田哲章 = (トランスフォーマーのコンボイ司令官、聖闘士星矢のアルデバラン)
  • ジューザ(ドワーフ・僧侶) - 永井一郎 = (YAWARA!の猪熊滋悟郎)
  • アルパー(ホビット) - 塩屋翼 = (聖闘士星矢のソレント)
  • ランディ - 若本規夫 = (ドラゴンボールZのセル)
  • ワードナ - 内海賢二 = (北斗の拳のラオウ)
  • フラック - 中尾隆聖 = (ドラゴンボールZのフリーザ)
  • モーガン - 石塚運昇 = (ジョジョの老ジョセフ・ジョースター、頭文字Dの藤原文太)
 
OVAにしてはメインキャストが豪華すぎる。
 
そして、どことなく漂う世紀末臭(笑)
 
上の動画28分辺りから出てくる男を観た瞬間、ケンシロウかと思ったし・・・
 
シンの切断された腕をくっつける際の音が、北斗の拳で秘孔を突いた音と同じだし・・・
 
極めつけは、ラスボスの声がラオウときた(笑)
 
そして、シンがシンを演じているというのも面白い。
 
 
更に・・・・・
 
シン - カイ・シデン
シーラ - マチルダさん
アレックス - カツ・コバヤシ
ホークウィンド - スレッガー・ロウ
ジューザ(ドワーフ・僧侶) - デギン・ザビ(他ナレーションなど)
 
メインキャスト5名でガンダムの対談番組まで出来そう(笑)