レトロアーケードゲーム発掘『エイリアンvsプレデター』 | 後追い80's

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80年代カルチャー発掘備忘録

 

パンドラボックスが届いたものの、周辺機器の認識でトラブルが発生していて、現在その問い合わせ中の為、まだ正式なレビューが書けない状態なので、先にプレイしたゲームの感想を書いていく事にしました。

 

今回は、最も楽しみにしていたゲームの1つである『エイリアンvsプレデター』。

 

カプコンが94年にリリースしたアーケードゲームで、ファイナルファイトと同じようなベルトスクロールアクションです。

 

使えるキャラクターは人間の男と女、そしてプレデターが2種類という計4キャラ。

 

 

ゲームが英語表記なのでストーリーはよく分かりませんが、人間とプレデターが手を組んでエイリアンと戦う事だけは分かりました(笑)

 

かなり昔に翻訳されたアメコミを買って読んだのですが、内容はサッパリ覚えていません(笑)

 

最近また復刻されたようです↓

 

そんなわけで、エイリアンを自キャラとして使用できないのがちょっと残念でした。

でも、ゲーム自体が面白いので、そんな些細な問題などすぐに気にならなくなります。

 

パンドラには数多くのベルトスクロールアクションが収録されているので、それらを色々とプレイしていくうちに、ベストスクロールの良し悪しがだんだん分かってきます。

 

そして結論から言うと、さすがファイナルファイトで一世を風靡したカプコン製のベルトスクロールアクションだけあって、完成度が高いのがプレイしていて分かりました。

 

 

エイリアンエッグからフェイスハガーが飛び出してきたり、ゾンビのような人間の胸を突き破ってチェストバスターが出てきたりするし、エイリアンは酸を吐いてきたり尻尾で突き刺してきたりと、映画で観た気持ち悪い要素はおおよそ再現されています(笑)

 

ボスキャラでクイーンが出てきたり、パワーローダーと戦ったりと、映画『エイリアン2』好きとしても満足できる内容だと言えます。

 

本作が未だ根強い人気があるのは、そういった原作の魅力がしっかりと再現出来ている所が評価されているからではないかと思いました。

 

尚、敵はエイリアンだけでなく、ボスキャラとしてプレデターも出てきたりするし、人間とも戦う事になります。武装した人間を倒すと、エイリアン2でお馴染みのパルスライフルやスマートガンらしき銃を奪って使用する事も出来て、これがまた爽快なのです。

 

また、各キャラごとに様々な技が用意されており、そこはパンドラをプレイするだけでは何の説明も無いので、ネットで調べる必要がありました。こういった技が存在するおかげで、単調さが幾分か軽減されているように感じました。特に、銃をバリバリとぶっ放せるのが、本作を爽快なゲームにしている要因の1つではないかと思います。

 

 

今から約23年前、学校帰りに友達に連れて行ってもらったゲーセンで見かけて以来、一度も目にする機会すら無いままここまで来たので、こうしてプレイする夢が叶って感無量です。

 

ゲーセンで見かけた当時はまだエイリアンやプレデターの映画を観た事も無いどころか、最も苦手としていたほどグロ耐性がベタベタに低いもやしっ子だったので、ただただ気持ち悪くて怖かった印象しか残ってないのですが、その後エイリアン&プレデターの大ファンとなってからは、このゲームの事がずっと気になっていました。

 

90年代後期以降のエイリアン&プレデター関連のゲーム(コンシューマーおよびPC)は、おおよそプレイしてきているので、自分がファンになる以前に出たゲームもプレイしてみたいと思っており、中でも本作はその筆頭でした。

 

本作を全クリ達成出来ただけでも、パンドラを買った甲斐があったと思えます。

 

 

ちなみに、パンドラでの動作に関して言及しておくと、映像面はほとんど問題ないのですが、音に問題がありました。

 

具体的には、射撃技を使用すると途中からだんだんゲーム音が小さくなっていき、しばらく無音状態が続くというバグが発生します。なので、なかなか射撃を使い辛いのが痛いところです。