【キャンプギアイシュー】ルーメナーFAN PRIMEに思う | delo camping now !!

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ども、デロです!



いつも、いいね、コメントくれる方、お読み頂けてる方々、ありがとうございます。深謝深謝。



えーっと、ちょっとまた、面倒臭い事を書く所存です。あ、まただ、と思った方、素早く安全な所に避難してくださいww



さて、時は遡って、昨年8月。

家族の予定、というか子供の予定、掻い潜って、もぎ取った夏のファミキャン、標高は高くないけど、涼しげな川のある南光自然観察村(2回目のGO WESTやったとこ)に行くため、前々日くらいに思いたち、猛暑やで、こりゃあかん、てことで急遽リンクス梅田へ駆け込んで、ルーメナーのファンプライムをゲッツ👉した。





だいぶ以前に買った、当時よくAmazonとかで流通してたLEDライト付きファンを、コロナ禍にひと思いに処分したのを忘れてたんで‪( ;; ᷇࿀ ᷆ ;;) ずっと夏キャンプななんぞ、行ってなかったから忘れてた。



して、このLumena Fan Prime、


・風量十分、4段切り替えスムース

・めちゃ静音、安定

・軽く小さく、テーブルの上の置き場所をとらず

・首も振れて

・作りがシンプルで好み



が、その時使用しての感想。要は、すごく気に入った。





家族でその風を取り合いなりながらも、無事楽しくキャンプを終えて、1回のキャンプのみででひと夏の役目を終えた、我が家のルーメナーファンプライム、一年おやすみなさい。





と、ところが、



1年ぶりに、使うかもって事で、こないだ速報ブログを上げた風車のあるキャンプ場に行く間際、家で動作チェックしようとすると、な、な、なんと、




羽根が、ガッツリとぶち折れてるではあ〜りませんか








いやいや、ナイナイナイナイ💦


小型扇風機にしては、結構なお値段やし、1回使用だけでも、かなり気に入ってしまったのが明らかだったアイテムだけにショックデカミだった。



でも、1回使用のみで、こんな事になるのはこりゃどう考えてもおかしいってことで、ルーメナーファンの羽根折れについて、ネットを調べてみると、結構同じような事例が、ブログやAmazonのレビューで出てくる😰



その時調べた対応を参考にさせてもらい、日本のディストリビューターと思しき、事業者に丁寧に問い合わせメール



すると、その日中に返事があり、新品送るので不具合品をセンドバックしてくれ、との返信が。



オーケー



ネットで調べてたクチコミ通りの回答が来て、安心してたら、最後に、その際、買ったリテイラーがわかるエビデンスとなるもの(レシートなど)をカモーンヌ!との但し書きが。



んなもん、レシートなんて残してにゃあわ〜、ロットから出荷先追えまへんやろか?



って、旨を丁寧に返事すると、



今回は特別対応します、とのクイックレスポンスが。



エクセレント!




ちなみに保証期間内ではありました。



キャンプ前日、羽根割れを見た時は、ほんとにやられた感満載の気分になったけど、こうやってフォローしてくれると、だいぶ印象変わりますね。




新品が到着し、

不具合品は着払いで返送せよ、との事。




サービス対応はレスよく、ほんとに素晴らしかったし、リスペクトに値すると思った。



が、


敢えて少し辛口言わせてもらうと、ルーメナーのこの他製品にも不具合に起因する市場クレームがネットて散見されているのを見るにつけ、ちょっと、このメーカーの品質そのものに対しては、あまりいい印象を持てなくなってしまった。


確かに代理店のサービス対応は素晴らしかったけど、彼らメーカーの価値の源泉は、本来ものづくりであり、価値ある製品提供であるはずだ。



このルーメナーファンは凄く好きで気に入っていたけど、このような事があって、次何か買う時、ルーメナーの他に選択肢が複数あった場合、やはりルーメナーを選びたいと、僕は思うだろうか。


メーカー企画開発の端くれ目線で、少し言わせてもらうと、この選ばれる確率を人為的に上げるのがマーケティングで、消費者にそのブランドに好意を抱き続けてもらい、それを選んでもらう判断の確率を上げ続けなければならない。この「続けて」選んでもらう確率を上げるのにメーカーはみんな必死だ。(メーカーに限らない、あらゆるサービサー)



この確率を定量化するための数式を立案するコンサルさえある



その確率を作為的に本質的に上げていくのがマーケティングであって、プロモーションや催事的手法に、金かけまくってイベントやることがマーケティングの本質ではない(もちろんマーケティングの一部分ではあるけれど)



コンシューママーケティングは、感性に働きかけるインサイトマーケティングでもあり、本当に難しいパートだけど、この消費者判断に導くための、そもそもの絶対基盤である、品質が揺らぎまくってると、マーケ戦略も、築こうとするブランドも、何も意味を成さない。



ルーメナー、扇風機、のグーグル予測キーワードに、既に、「故障」って、ワードが出てくる。この時点で、かなりイメージ毀損してるように思える。サービス対応がいくら完璧でも、モグラ叩きのように出ていては、ファンのエンゲージメントは少しずつだけど確実に下がっていく。



「ブランド」は、やはり一朝一夕ではないと、改めて痛感する。



国内でも海外品でも、ガレージブランド始め、ブームに乗って出てきたメーカーなど、もちろんいいメーカーもあるが、やはり、ブーム前から存在するメーカーは厳然たる「時間」を経て、今に至ったメーカーなのだ、と薄々気づいていながら、今回改めて思い知らされた。



一定の品質の悪さを露呈しながら長期に生き残ってるメーカーもあるが、これはそもそも取ってる経営戦略が異なる場合が多く、論ずべき土俵が違う



今回の破損の詳しい背景やルーメナーのストーリー詳細は調べてないし、この清々しい趣味の領域で、そんなところを調べる気にもなれないが、個人的には、ルーメナーのこの製品は非常に気に入ってたので、とにかく残念な気分を抱いてしまった。そしてこの残念な気分は、今後の僕の購買行動に確実に影響する。無意識に。


消費者は、残酷だ。なぜ選ばないか?を自分でも気付いていないから。買わなかったものについては、まず振り返ることをしない。大方、良いものを買ってよかった、以上!なのだ。不具合の印象がどこかで残ってるから、選ばなくなったのに、その事さえ忘れていて、そのメーカー自体、その人にとって初めから無かったこととなる。こうやってファンが減っていくのはあらゆるメーカーやサービサーにとって恐しい事だ。



さて、既に取り組まれてるのかもしれないが、ぜひ今一度、品質を総点検し、見てくれやトレンド、話題性のうわべを追った値付けだけではない、信頼される製品、ブランドになっていてほしい、と思う。



このルーメナーファンプライムは、この羽根の破損さえなければ、僕にとって殆ど完璧なポータブル扇風機だったのだから。





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