神戸の祖父母の家に遊びに行くと、夜は決まってソファに座って祖父と阪神を応援していました。
90年代の阪神は暗黒時代と呼ばれ、毎年最下位、ガラガラの客席の球場なんて当たり前の時期でした。
それでも、負けると分かっていても観戦して応援していましたね。
テレビで見ていると、順番に家族がお風呂に入っていき、順番が回ってくると渋々テレビから離れなくてはならなくなってしまいます。
そこで祖父と一緒にお風呂に入るときはラジオを持って入り、濡れない場所に置いて湯に浸かりながらのんびり試合を聞いてました。
それから時は経ち20数年後……
1人風呂に浸かりながらラジオを聞いてました。
阪神が2位確定する大事な試合をテレビで観てたんですが、風呂に入ってサッパリしたい気持ちもありまして。
そこで昔を思い出し、ラジオを聞きながらゆっくり浸かってました。
昨年、祖父は他界してしまったけれど、こういうところで受け継いでるんだなってじんわり思いました。
じいちゃん、今年は2位だったよ。首位から12ゲーム差くらい離されてだけど。。。