10月6日19時 ミューザ川崎

ピアノ:ケヴィン・チェン

ショパン:3つの新しいエチュード B.130/Dbop.36
ショパン:12のエチュード Op.10
スクリャービン:24の前奏曲 Op.11より 第11番
スクリャービン:幻想曲 Op.28
スクリャービン:詩曲「焰に向かって」Op.72
リスト:巡礼の年第3年より「エステ荘の噴水」S.163-4
リスト:レ・プレリュード(ケヴィン・チェン編曲によるピアノ独奏版)
アンコール
ショパン:24のプレリュード 第17番 Op.28-17 変イ長調
リスト : 忘れられたワルツ 第1番

最近列車が良く止まるので15時頃Yahooの運行情報で、都内から川崎に向かう路線を確認、
すると、東海道線が遅延している、おまけに京浜東北線も遅延、さらには東横線も遅延だという
そこで、念のため早めに新橋に向かうが何のことは無い、東海道線は動いていたので、ずいぶん早く川崎に着いて仕舞いました

夜ピアノ2夜目のケヴィン・チェンは初めましてだ、
カナダ出身の中国系ピアニストで前回のショパンコンクールで2位だったが、それ以前にもコンクール入賞多数で今が旬、チケットも完売だ

ステージ上に現れたケヴィン・チェンは、ごく普通の青年の印象だった、
最初は演奏されるのが珍しい3つの新しいエチュード、恐らく実演で聴くのは初めて、良い演奏だったと思うが、それ以上は語れない
続けて、ショパンコンクール2次予選でも弾いた、作品番号10のエチュードは評判通り、全く疵がない演奏だった

そして後半はスクリャービン、プレリュードと幻想曲が続けて演奏されたが、この幻想曲は前回の夜ピアノのイ・ヒョクでも演奏されている
幻想曲については。正直、イ・ヒョクの演奏がおとなし過ぎたので、今回のチェンの演奏の方が訴求力があった
焰に向かっては最晩年の作品、私は以前、無謀にも演奏したくなって、楽譜を取り寄せたが、一見で諦めた、7連符は無理だ、トリルが多過ぎ、
そうした超絶技巧をケヴィン・チェンは易々と乗り越えていった

締めはリスト、エステ荘の噴水は細やかな演奏だった
最後のレ・プレリュードは、なぜこの曲を持ってきたのか意図が分からないと思いながら聴いていた

ケヴィン・チェンが非常に優秀なピアニストであることは間違いない
機会があったらまた聴きたいとは思うが、現時点ではそれ以上の感想は無い