9月30日19時 オペラシティ

指揮:リオ・クオクマン
ピアノ:清水 和音

レスピーギ:組曲「鳥」
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21
アンコール
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリアより イタリアーナ
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」より第3幕 間奏曲
レスピーギ:交響詩「ローマの松」

今月の定期はレスピーギ没後90年ということで、最初と最後にレスピーギを配したプログラム
とは云っても、今年もそろそろ終盤にかかるがレスピーギを特集したコンサートは初めて、

本日の指揮者は定期初登場のクオクマン、去年のLFJでシティを振ったのを聴いている、その時演奏されたのは福間さんがラベルの両手、グッチが左手のピアノ協奏曲、
去年はクオクマン指揮の香港フィルも聴いている、これは反田さんのチャイコンが目当てで聴きに行った
2度あることはで、今日も演目にはしっかりとショパンの2番が組まれている

最初の組曲「鳥」は実演で聴くのは初めて、レスピーギには古い音楽にルーツを持つ作品が多いが実際に演奏されるのは、リュートのための古代舞曲が大半なので、今日は貴重な機会だ
演奏は第1Vnが8の小編成、コンマスは戸澤さん
前奏曲とそれぞれ鳥名の表題を持つ4曲とからなる20分強の作品なのだが、実に耳なじみの良い作品だった

2曲目はオケを14型にしてショパンの2番、清水さんは言わずもがなの日本を代表するピアニストだが、実演を聴くのは久しぶり
若いころに比べるとだいぶ貫禄もついてきたようにも思える
当然演奏技術的には問題ないが、淡々と演奏しているようにみえてしまった
その分あっさりとした印象、クオクマンも無難な伴奏なのだが、いささか物足りなかった

後半は同じ14型でマノン・レスコー間奏曲、
これはクオクマンの選曲なのだろう、躍動感のある演奏で楽しめた

そして最後は「ローマの松」、2Fのオルガンの左に7人のバンダが配置された
開始部分はハイピッチだったが、いささか演奏の粗さが目立った、グロッケンやトライアングルが連打される部分はうるさいだけだった
最近シティは演奏が立て込んでいるようなので、有名曲である松についてはリハーサルが足りなかったのかもしれない
また、個人的にはバンダはぜひ会場後部にも置いて街道感を演出してほしかった
でも藤岡さん曰く「最高に盛り上がる曲」だけあって、最後には最高に盛り上がった