7月14日19時 サントリー


指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
チェロ=ダニエル・ミュラー=ショット

ジークフリート・マトゥス:怒り狂う女(Furien-Furioso)(日本初演)
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 作品107
アンコール
J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 より ジーグ
ルディ・シュテファン:交響的楽章(1910年)(日本初演)
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」 作品24

ヴァイグレを聴くのは1月のドイツ精神以来、
今シーズンの定期でヴァイグレの登場は今回のみだが如何にもヴァイグレらしい素晴らしい選曲、
マトゥスやシュテファン何てヴァイグレ以外は取り上げてくれないだろう
というわけで客入りは今一つなのであった

最初のマトゥスは全く初めて聴く、タイトルが興味をそそるが、聴いてみるとそれほど煽情的ではなかった
中間部のヴァイオリンのソロは女の内心を表しているのだろうか、
オケは16型、コンマスは林さん

2曲目のショスタコVc協はオケを縮小して、ソリストのミュラー=ショットは初めて聴いたのだが、ダイナミックな演奏に心を奪われた、
タコには見事にマッチしていたが、アンコールのバッハの弓捌きも良かったので、もっと色々聴きたい
慌ててリサイタルの予定を検索したのだが、今回は読響との共演のみだったようで残念

後半は16型に戻って、最初の交響的楽章も初めて聴く曲、読響HPに視聴のリンクが有ったが、あまりに再生時間が短い!
シュテファンが、20代前半で作曲した作品で。プログラムによると、緩急、強弱などの対比をが表現されているという
最初はそういった対比に注意して聴いていたが、途中からそうした先入観を振りほどいて聴ける作品だということに気付かされた
オケは16型、
来年の特別演奏会でヴァイグレは、シュテファン唯一の歌劇「最初の人類」を振るという

最後は死と変容、若きRシュトラウスの作品で、緩急、強弱の対比という構造がシュテファンの作品と重なる
ヴァイグレのRシュトラウスへの深い共感が伝わる秀演で、読響の演奏にも疵がない
大変満足度が高い演奏会だった