5月16日18時 サントリー

指揮:ロレンツォ・ヴィオッティ

ベートーヴェン:交響曲 第1番 ハ長調 op.21
マーラー:交響曲 第1番 ニ長調「巨人」

今シーズンから音楽監督に就任したヴィオッティ、これまでに数回客演しているようだが、私は聴いたことがないが、近年欧州の名門オケにも多く客演しており、前評判は非常に高い
響のプログラムは、ベートーベンとマーラーの交響曲1番を並べた、珍しい組み合わせ、当然のごとくチケットは完売だ

最初のベートーベン、オケは小編成で10型か、コンマスは景山さん
これが目が覚めるような演奏だった、こんなにゴージャスに演奏された1番は記憶にない
ベートーベンの1番はハイドンの延長線上にある習作だと思っていたが
ゆったり目のテンポで演奏された1番は大曲であった、ヴィオッティ恐ろしい男だ、
演奏が終わると、この新たなヒーローの出現にすっかり興奮した聴衆から、多くのブラボが飛び交った

後半の巨人もゆっくりとしたテンポ、微音で開始された、
オケの鳴らし方が非常に明晰で、いつもは聞こえない楽器の音が良く聞こえた
大変スケールの大きい演奏で、団員たちも精力的に演奏しているのが見て取れた
金管に多少のミスは有ったが、全体的には満足の演奏だった
当然のことながら盛大な拍手が起こり、ソロカーテンコールもあった
東響は本当に良い指揮者を得た