4月11日14時 サントリー
指揮:カーチュン・ウォン[首席指揮者]
ソプラノ:森谷真理
メゾソプラノ:林美智子
テノール:村上公太
バリトン:大西宇宙
合唱:晋友会合唱団
ベートーヴェン(マーラー編曲):交響曲第9番《合唱》 ニ短調 op.125
シーズン開幕を4月に変更した日フィル、70周年の開幕コンサート
早々に70周年プログラムが発表されたが、定期会員権の発売後に、ネーメ、ラザレフの降板が発表されるという有り得ない事態を迎えた
会員が納得すかどうかは別にして、開幕前に一応の代替案が示されたが、色々思うところはある
さて、今日は4月なのに第九、と言っても普通の第九ではなく、マーラー編曲だという
マーラー編曲というとシューマンの交響曲が有名で、実際に何回か実演を聴いたこともあるが、さすがマーラーと膝を打ったことはない
マーラー以外でも、最近では、展覧会の絵やショパンPf協1番のオーケストレーションに手を加えた演奏も聴いたが、何れも原曲と比べ代り映えのないように感じられた
ということで、特に期待もせずに臨んだ
マーラー編曲はホルンが8で木管が4、トランペットが4でチューバが加わり、ティンパニが2に増強されていた
これが効果抜群だった
オケは16型、コンマスは田野倉さん、会場は満席
、
細かいところは、プロのレポートを参照されたいが、ホルンと、フルート、そしてティンパニの増強が効果的に思えた
カーチュンの指揮は、マーラー増強のツボを的確に指示するものだった
久しぶりにカーチュンを見ると、指揮の仕草のレパートリーが豊富になっているように思えた、
歌手陣の中では、林さん村上さんの熱唱が印象的だったが晋友会合唱団も大熱唱
実は日フィルの第九を聴くのは初めてだが、今後は差別化を図りマーラー版というのはどうだろうか?
コバケンに要相談かな、
昨年、聴きには行かなかったがN響の第九での試みも含め、早くも今年の年末に思いは飛ぶのであった
オケの退場後にも拍手は止まず、歌手陣と共にカーチュンがステージに呼び戻されていた
