1月17日18時 NHKホール

指揮:トゥガン・ソヒエフ

マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」

ここ数年1月はソヒエフの指定席になっている、
以前は3公演を、フランス音楽プロ、ロシア音楽プロ、ドイツ音楽プロときっちり仕分けることが多かったが、
昨年くらいから、プログラムの自由度が高くなってきたような気がする

一昨年のミュンヘンフィル来日公演では、何とブルックナー8番を振ったのだが、その演奏は私には全く受け入れがたいものだった
そして、今日はマーラーだ、大丈夫か
ソヒエフは、インタビューで6番は多角的な曲で、その多角的な面を探求していると述べている

若干の当日券があったようだが、ホールはほぼ満席、
オケは16型だが、Cbは7だったような、4菅、ホルンは8、トランペットは6だったか、コンマスは郷古さん
そして、ステージにソヒエフが登場し十分な間合いを取った後に手は振り下ろされた、

演奏は全般にゆっくりとしたテンポで、楽章間も十分な間隔が置かれ、終演時には19時半を周っていた
多角的の意味は分からなかったが、全般にソヒエフの創意に満ち、美学が貫かれた演奏だった
また、今回は2楽章アンダンテ、3楽章スケルツォの順で演奏された、
この2楽章のアンダンテは魔術師ソヒエフの面目躍如の超美演だった、
逆に3楽章は物足りない感が強かったが、

1楽章の2トライアングルと4楽章の4シンバルはソヒエフの創意か、4楽章のハンマーは2回だった、
ソヒエフはかなり細かい指示を出しているようで、従来の演奏に比べ「あれ」と思う個所が幾つか有ったが、その辺は詳しい方に任せる

主流のマーラー演奏とは全く異なるが、実に意義深い演奏会だった
特にビオラの村上さんがノリノリの演奏だったのが印象的
郷古さんとソヒエフのカーテンコールがあった