12月11日19時 みなとみらい小ホール

指揮:濱田芳通(リコーダー、コルネット、ドゥセーヌ)

アントネッロ:ヴォーカル鈴木美登里・中川詩歩・中山美紀・中嶋俊晴・
       新田壮人・彌勒忠史・田尻健・清水健太郎・谷本喜基(オルガネット)
       フィーデル天野寿彦、レベック&サンフォニー武澤秀平、
       ショーム長谷川太郎、スライドトランペット南紘平、
       ハープ&オルガネット伊藤美恵、
       リュート高本一郎、オルガネット上羽剛史、
       パーカッション立岩潤三

曲目:中世ブラヌス写本より
   《正義と不正とが》 Fas et nefas
   《酒場にいる時には/ エピキュロスは高らかに叫ぶ》
    In taberna quando sumus / Alte clamat Epicurus
   《良いことだ 主の中の主に身を寄せることは》
    Bonum est confidere
   《くださいな、小間物やさん》 Michi confer, venditor
    結婚は望まない / 王宮のエスタンピー第4番
    Non veul mari / La quarte estampie royal  [器楽]
   《悪意が向けられても》 Procurans odium
   《このようにわが身の不幸を》 Sic mea fata
   《今は歓びの時》 Tempus est iocundum
   《ある日のこと / 夏の季節が / 花よりも美しい》
    L'autrier joer / Quant revient et feulle / Plus belle
   《ばくち打ちたちのミサ》 Officium Lusorum
   《時は冬》 Hiemali tempore
    無題のエスタンピー Douce 139 Estampie  [器楽]
   《私はとてもきれいな娘でした》Ich was ein chint so wolgetan
   《やさしい大地》Dulce solum
   《バッカスよ ようこそ》 Bacche, bene venies

カルミナ・ブラーナについては、中世の歌曲集で、それらをもとにカール・オルフが作った同名の曲が、今日多く演奏されているといった程度の知識しかない
しかし、濱田芳通&アントネッロが、最近発見されたカルミナ・ブラーナを演奏するというのであれば聴きに行くしかない
ついでに、みなとみらいの小ホールも今日が初めて

楽団は小編成でしたが、ヴァイオリンの祖先のフィーデル、レベック、サンフォニー
オーボエの祖先っぽいショーム、小型のトロンボーンのようなスライドトランペットなど、珍しい楽器大集合
濱田さんもリコーダ以外の笛も吹いていました
ステージ左右にの字幕はありがたい

最初はカウンターテナーの二重唱に始まり、続く2曲目はヴォーカル全員で歌唱、濱田さんの所作を見て、拍手です
次は、いきなり男女の歌手がステーで夫婦漫才を展開してから曲に移行、
その語も3人修道女のなど、ヴォーカル陣の演技の達者なこと

後半も、ヴォーカル男性陣の体を張った演技に加え、聴衆にご一緒の歌唱を求めるなど、ありえないステージが展開されましたが
それもこれも、中世の人々がどのような時に歌っていたのか、再現は困難だけれども、その状況など想像力が搔き立てられました