11月23日14時 ミューザ川崎
指揮:ジョナサン・ノット
笙:宮田まゆみ
武満徹:セレモニアル
マーラー:交響曲 第9番 ニ長調
ノット、東響の最終章を飾るコンサート
本日の演目はノットが東響の監督就任時と同じものという
オケは対面14型で、コンマスは小林さん
1曲目のセレモニアルは、実演で聴くのは初めて、
曲冒頭から、神秘性を帯びた宮田さんの笙の演奏が暫く続き、最後も笙の独奏で荘厳に閉じる静謐な作品であった
笙の宮田さんはオルガンの右手で演奏、フルートやオーボエの演奏位置は確認できなかった
2曲目開始前に16型に増員、指揮台前の譜面も取り払われる
そうして演奏が開始されたが、あろうことか開始5分くらいからウトウトして記憶が曖昧になる、辛うじて2楽章の始まる前には意識が戻ったが、
この後、2楽章、3楽章はハイテンポの演奏だった、Tpには若干粗は有ったが、全般には熱演だった
そして4楽章は、ノット監督の全身全霊を込めた指揮と、それに応える団員の姿を、見守る時間となった
演奏後にフラ拍がなく静寂が保たれたのは良かった
終演後は盛大な拍手で、最終的には退出したオケメンがステージ上に再集結した
私も記念に購入した手拭いを掲げて、ノット監督を称えた

