11月20日19時  サントリーホール

指揮:ラファエル・パヤーレ
ピアノ:エマニュエル・アックス

シューマン:序曲『マンフレッド』
モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K. 503
アンコール:シューベルト(リスト編):「セレナーデ」(ピアノ・アンコール)
R. シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 Op. 40

連日のサントリーホールだが、今日も満席
パヤーレはN響2回目の登場で、前回のタコ5番をメインに据えた公演も力演だったと記憶しているので、今日も期待、コンマスは長原さん

最初のマンフレッドは、10月のシティフィルで聴いたばかり、あの時はアンコールでのマンフレッド間奏曲というサプライズがあったが、今回は当然ながらそうした演出は無かった
しかし、バヤーレの指揮は的確で、演奏自体は良かったのだが、何せ原曲があまり面白く感じられないのだ

2曲目は一転モーツァルトのP協、アックスは2002年6月以来の登場とあったが、私は初めましてだ、
御年76歳ということだったが、達者な演奏で、バヤーレの伴奏も無難だった
アンコールが良かった、それにしてもリスト編曲って膨大にあるが、本当に本人の手によるものなのだろうか

後半の、英雄の生涯は16型で、金管も増強し、バヤーレの指揮ぶりも良かった
しかし、聴かせたのは前半だけで、長原さんのソロあたりから聴いていて退屈してしまった、
長原さんの演奏は普通に美しかったのだが、私のコンディションが悪かったのだろうか、期待していただけに残念だった