11月19日19時 サントリーホール
指揮:キリル・ペトレンコ
ヤナーチェク:ラシュスコ舞曲
バルトーク:『中国の不思議な役人』組曲
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年改訂版)
東京はぐっと気温が下がるとの天気予報に、さすがにコートを出してきた今日
開演10分前にホールに到着し、用を済ませてからプログラムの列に並ぶ、
先日のコンセルヘボウは千円だったが、今日は2千円、さすが天下のベルリンフィルだ
本日のプログラムは他の来日オケの名曲プロとは一線を画す、いい感じの選曲、
日本公演とあってコンマスは樫本さん、
最初のラシュスコ舞曲は、初めて聴くが6曲の舞曲から成る25分程度の作品
解説にもあったように、何となくドボルザークの影響が感じられる曲がいくつかあった
パイプオルガンも加わっていたが、グラゴールミサのような活躍場面はなく残念
そして、次の中国の不思議な役人が良かった、ベルリンフィルの管楽器奏者の能力の高さが遺憾なく発揮された超名演
特にクラリネットが凄かった、
コンセルトヘボウの時もそうだったが、休憩時間のドリンクコーナーは普段より混まない、やはり普段と客層が違うようだ
後半はペトルーシュカ、ここでも各奏者の能力の高さに脱帽
フルートは当然抜群に上手いのだが、普段は注目しないステージ右手のハープ奏者の高速演奏に吃驚した
今秋3大オケを1回ずつ聴いたが、率直な感想としては、やっぱりベルリン・フィルが一番だった
不満はアンコールが無いことくらいです
