10月14日19時 ミューザ川崎
指揮:リオ・クオクマン
ピアノ:反田恭平
管弦楽:香港フィルハーモニー管弦楽団
鄺展維:疾如風、徐如林(香港フィル委嘱、日本初演)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
アンコール
F.ショパン:子犬のワルツ作品64₋1
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64
アンコール
J.S.バッハ:羊は安らかに草を食み
アジア オーケストラ ウィークは、2年前までは3つのオーケストラの競演だったが、去年から規模が縮小したようだ
しかし、今年は反田さんがソリストということで、名曲プログラムだけれど、聴いてみることにしたが、
反田さんなのに、チケットは完売しなかった、香港フィルということで、敬遠されたのか
しかし、結論から言うと、香港フィルなかなか優秀だった
最初の、香港フィル委嘱作品は、16型で演奏、急がば回れと同意の中国語がタイトルの作品だそう
ぽつりぽつりと発生する断片的主題が、次第に集積していく印象の作品
会場の反応は薄かったが、昨日の訳のわからないVn協よりは変化に富んでいて、数倍面白く聞けた
作曲者の登壇もあった
チャイコのPf協は実演で聴くのは久々、数年前読響定期、ソリスト反田さんでの原典版の演奏はコロナで流れた
なので、今回はもしかしたら原典版の演奏が聴けるかもという淡い期待もあったが、通常版でした、桶は14型
反田さんの演奏は、テンポも強弱も自由自在で、実に外連味に富んだものであった
後半は桶を16型に戻してチャイ5、
管楽器が非常に安定しており、クオクマンも大きな動きで的確な指揮ぶりだった
