10月13日14時 サントリーホール

指揮:久石 譲
ヴァイオリン:ロバート・マクダフィー

フィリップ・グラス:ヴァイオリン協奏曲第2番 「アメリカン・フォー・シーズンズ」
アンコール
ヴィヴァルディ:四季より「夏」第3楽章
ジェイ・アンガー:アショカン・フェアウエル
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』組曲(1945年版)
アンコール
マルケス:ダンソン・ヌメロ・ドス

新日は、デュトワがN響定期に復帰し、井上さんが引退したので、今年は全然行ってなかったので、本公演が今年初
久石さん指揮の公演は初見山だが、当初予定されていた、ジョン・アダムズ:シティ・ノワールが、火の鳥に変更になり、がっかりだ
プログラムがプログラムなだけに客入りはどうかと思ったが、そこそこの入りで、若い女性も多い、ジブリ人気なのだろうか

最初のグラスのVn協は、本日のソロ、マクダフィーの依頼で作曲されたそう
それぞれの楽章に季節が対応し、コンサートではヴィヴァルディの四季と一緒に演奏されることを想定して作曲を始めたそうだが、
結局は各楽章がどの季節に対応するかは、聴く人の想像に任せるいうことになったという
しかし、全8楽章を聴いても、まったく季節感は感じられなかった
グラスの作品は割に聴きやすいが、本作は変わりのない音楽がのんべんだらりと40分続き苦痛以外の何物でもなかった
アンコールの夏のほうが全然よかった

後半の火の鳥は、悪い演奏ではないと思う、でも本職は作曲家の人が指揮しているという印象は拭えない
しかも、同じ新日で2年前にデュトワの指揮で聴いているから、なんだかなーという感じだ
でも、アンコールのダンソンが楽しかったから良しとしよう