5月30日19時 NHKホール

指揮:ギエドレ・シュレキーテ
ピアノ:藤田真央

シューベルト/「ロザムンデ」序曲
ドホナーニ/童謡(きらきら星)の主題による変奏曲 作品25*
アンコール
デオダ・ド・セヴラック/ポンパドゥール夫人へのスタンス
R. シュトラウス/歌劇「影のない女」による交響的幻想曲
R. シュトラウス/歌劇「ばらの騎士」組曲

5月のA定期とB定期には4月の終わりから5月の頭にマーラーフェスでの演目を中心に開催され、
その後欧州での演奏旅行を経て、C定期は5月終わりと随分間が開いた

N響には珍しく女性指揮者の登場、
シュレキーテはリトアニア出身でこれが3回目の来日だそう、
最初が二期会で魔笛、2回目は読響の名曲シリーズを振っているそうだが、私は今日が初めて
また今日は久々に藤田さんということで、完売公演となった

最初のロザムンデ、オケは14型、コンマスは長原さん、
シュレキーテは、早めのテンポできびきびとした指揮ぶり、交換の持てる演奏だった

2曲目は藤田さん登場、前回N響と演奏したのはシューマンだったと記憶しているが、今日は全く聴いたことが無いドホナーニの作品
最初に派手な序奏が延々と続き、その後ようやくきらきら星が演奏されるのだが、何だか訳の分からない作品だった
アンコールは、藤田に魔法を掛けれれたピアノが夢のような音を奏でた、非凡な才能を見せつけられた演奏

後半からオケは16型に、最初の幻想曲は初めて聴く曲、ツァラトゥストラのようにオルガンが荘厳に鳴り響くのかと思いきや、そうでもなく
予習をさぼっている私も悪いのだが、何か良く分からない曲だった

最後の「ばらの騎士」組曲は、オケを良く鳴らしたへ\演奏、ワルツも優雅だった
ただ、今日は演目がマニアック過ぎて、私としては楽しめなかった、
まあ実のところは前の席のバカップルが鑑賞の大きな妨げになったのではあるのだが