2月21日19時 NHKホール
指揮:下野竜也
ヴァイオリン:三浦文彰
スッペ/喜歌劇「軽騎兵」序曲
サン・サーンス/ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 作品61
スッペ/喜歌劇「詩人と農夫」序曲
オッフェンバック(ロザンタール編)/バレエ音楽「パリの喜び」(抜粋)
最初にプログラム見た時は、「なるほど、こう来たかと思った」、
正直言って、サン・サーンス以外は実演で聴いたことが無いし、ポピュラーではあるが演奏機会が抄くない曲と思う
ということで、ワクワク感までは無いが、楽しみのコンサートではあった、実際まあそこそこの客入りだったと思う
出だしのオケは12型規模、コンマスは郷古
軽騎兵はレコードで聴いていたのと近いイメージの演奏、
サン・サーンスは数年前の定期で、ヤルヴィ、樫本で聴いたが、その時よりソリストの技量が存分にアピールされた好演に思えた
郷古が先日ソロを務めたバルトークもそうだったが、自分はコンマスのソリストを余り好ましくないと思っているのかもしれない。
Vnアンコールは無し
後半は14型に増強して、詩人と農夫、自分が持っていた曲イメージとは大分異なり、辻本さんのソロが目立つ演奏だった
そのことで、この序曲のつぎはぎ感が目立ち、何か白けてしまった
そんな気持ちで聴くと、パリの喜びも、脈絡の無いつぎはぎ音楽に聴こえ、芸術性は低いと感じられた
楽しみにしていたが、下野さんは年1の定期ではもっと挑戦的な選曲で臨んで頂きたいと思った
今回のようなプログラムは定期以外のプロムナードコンサートでやってほしいと思った
