1月18日14時 サントリー
指揮:山田和樹
ヴァイオリン:亮介
エルガー:行進曲《威風堂々》第1番 ニ長調 op.39-1
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
アンコール
パガニーニ:イギリス国歌「God Save the King」の主題による変奏曲
エルガー:交響曲第2番 変ホ長調 op.63
年に一回の山田定期だが、今回は思いっきり英国をぶつけてきて来た
客席とは」言えば、満席ではないけれど、なかなかの入りだった
最初の威風堂々は、日フィルと山和は息ピッタリの演奏、
お得意のジャンピングも出て、最後には指揮棒に替えて鈴を振り出した
次の揚げひばりが良かった、
推しの周防さんの美意識の進化は留まるところを知らない、今日は銀の「煌びやかなドレスで登場し、会場が静かに沸く
相変わらずポーカーフェイスだが、奏でる音は表情豊か、こんなに良い曲だったっけと思わせる演奏だった、
後半は16型に増強、エルガー2番は曲の長さもさながら、晦渋なところが苦手なのだが
今日の山和と日フィルの演奏は、そうした陰の部分を跳ね飛ばすパンチの利いたものだった、
日フィルの管楽器は実力者が揃っているが、エルガーの演奏にはうってつけなのだろう
終演後に山和は管楽器、打楽器を順番に立たせていた、
ホルン奏者に定年退職がいらっしゃったようで、花束贈呈があった
扇谷さんと山田さんのアベックカーテンコール有り
