12月5日19時 サントリーホール

指揮:ファビオ・ルイージ
ピアノ:ネルソン・ゲルナー

スメタナ/歌劇「売られた花嫁」序曲
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
アンコール
ラフマニノフ/ルラの花
ムソルグスキー(ラヴェル編)/組曲「展覧会の絵」

ルイージ月間の第2弾は何となくまとまりが感じられないプログラム、客席もサントリー定期にしては若干空席が目立つ
売られた花は、ルイージらしいきびきびとした演奏、オケは14型で、コンマスは川崎さん

ラフマニノフ3番のゲルナーは全く知らない人、体格は中肉中背で、失礼ながらあまりピアニストと言った感じはしないのだが
一旦演奏を始めると、あまりにも上手くてビックリだ、ルイージも管楽器のソロをピアノにうまく合わせており献身的、
3楽章になるとオケも乗ってきて、川崎さんも腰を浮かせて熱演、シーズンは開幕したばかりだが、このピアノは「心に残る」にランクインすること確定ではないか
しかし、情熱は感じられなかった

後半の展覧会は久々に聴く、弦は16型に、管楽器、打楽器も新たな面々が加わりステージ上は賑やかに
今日のN響、トランペットだけでなく金管全体が素晴らしかった、是非この調子を続けて欲しい
また名曲プログラムかと思っていたが、今日は当たりのコンサートだった