5月21日19時 サントリーホール

指揮=ユライ・ヴァルチュハ
メゾ・ソプラノ=エリザベス・デション
女声合唱=国立音楽大学
児童合唱=東京少年少女合唱隊

マーラー:交響曲第3番 ニ短調

山田和樹に代わり、新たに首席客演指揮者となったヴァルチュハの就任最初の演目は大曲マーラー3番だ
前回ヴァルチュハを聴いたのは2年近く前、やはり読響定期で、ケフェレックを迎えたモーツァルトPf協27番と、マーラー9番というお腹一杯の演目だったが、意外にすっきりと聴けた印象だった
そして今晩もマーラーなのだが、大曲3番は何故か最近聴く機会が多く、そのせいか以前より有難味が感じられない

今日の演奏だが、決して悪くは無い、3楽章のポストホルンを含めホルン隊は良い出来だったと思うし、金管は良かったと思う
問題は木管のソロで2,3楽章で林コンマスとのアンサンブルが不安定だった印象を受けた
デションさんおよび合唱は特に問題は無かったが、個人的には4.5楽章は無くても良いと思っているので、、、
問題は6楽章で、演奏は美しかったのだが、今一つ感情移入が出来ず、カタルシスが得られなかったのが残念

今日は今一つだったけど、ヴァルチュハはマーラー以外も聴いてみたいです