5月12日14時 サントリーホール

出演
指揮:ジョナサン・ノット
ソプラノ:髙橋絵理
メゾソプラノ:ドロティア・ラング
テノール:ベンヤミン・ブルンス

武満徹:鳥は星形の庭に降りる
ベルク:演奏会用アリア「ぶどう酒」
マーラー:大地の歌

土曜日の昼に、日フィル定期、シティ定期、東響川崎定期が重なったときはどうしようと思ったが、日フィル、東響が振り替えられ何とか完走できた
最初の、武満作品は曲に成立について各種解説があるが、私は音楽として楽しめる作品と思って聴いた
問題は次のベルク、高橋さんはワイン色のドレスで登場は良かったのだが、声量が無さすぎでした、

そして大地の歌、井上・読響以来となるが、こんないい曲の演奏機会が少ないのは何でだろう、
さて肝心の演奏だが、歌手は正直今一つだったが、オケが償いあって余りある好演を見せた、
冒頭のホルンの何と力強かったこと、そしてオーボエの葉加瀬太郎が上手い、マンドリンを指揮者右に配置したのも好判断だった

ノット監督の曲造りが素晴らしく、今更ながらマーラーのオーケストレーションの神髄に触れた気がした
今週末に行った演奏会ではフラ拍が全くなく、演奏後の静寂が保たれ、心地より余韻に浸ることができた
一般参賀あり