5月5日18時 東京国際フォーラム 

出演者
ナタナエル・グーアン (ピアノ)
広瀬悦子 (ピアノ)

曲目
ボロディン:オペラ《イーゴリ公》から だったん人の踊り(2台ピアノ版)
ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」(2台ピアノ版)
アンコール
チャイコフスキー:くるみ割り人形より金平糖の踊り

昨日のグーアンのパガ狂が余りに自由だったので、思わず当日券を買ってしまった
ごめなさい、広瀬さんのことは存じ上げない
そもそも、2台のピアノのコンサート自体滅多に行かないし、2曲ともピアノ版の演奏がポピュラーなことは存じ上げているが実演を聴くのは初めてだったりする

しかし実際に聴いてみれば、まあ当たり前のことだが、2人の息がぴったりと合った、躍動感ある演奏を堪能することができた
2台のピアノに分けることで楽曲の分解能がクリアになるため、曲の新しい一面を発見することもできる興味深い演奏であった
また、アンコールでグーアンがあそこまでチェレスタ感を出してくるとは思わなかった、

主催者に1つだけ言いたいことがある、春祭の4手には1913年と1968年版があるので、どちらを演奏するかくらい表示して欲しい、
ともあれ今年のLFJはこれにて聴き納め、グーアンも広瀬さんも今度はソロで聴いてみたいと思った